1月29日(日)さとあすイベント
~旧暦と暮らす 立春編~
1/22は旧暦の元旦、2/4は立春ということで、新春を祝う様々な行事を少しずつ体験しました。濱崎講師からの基本レクチャーのあと、さっそく里山に出かけて七草さがし。先日の雪が残る中、緑のハコベラが鮮やかで、持尾城址では柊のかわりに柊ナンテンを節分用に採りました。
かぼちゃの家にもどったあとは、魔除けの柊鰯をつくり、自然農場特製のかき餅をワラで結んで手仕事体験、夜の軽食に向けてイワシを七輪で焼き、節分の煎り大豆をおひたし用にすりつぶしました。摘み菜の味噌汁に、真っ白な蕪と赤い人参、さつま芋ご飯など、季節をいただく食事に心身が健康になったように感じます。
月のお話では自然と体のリズムについての体験談が語られ、最後に広場へあがると、ちょうど真上にあがった上弦の月を、お月見しるこで愛でて、ゆったりした気分で終了となりました。
<みなさんの感想より>
・野草摘みは、雪が積もって凍てつく土にも季節が巡り、草が生えているうようすに感激しました。ご飯も野菜がとてもおいしかったです。子どもにも旧暦に合わせた生活を少しでも伝えられたらいいなと思いました。
・自然、日本の四季などなど旧暦と一緒に考えるとおもしろく、なるほど!と思えることがありました。その季節を感じながら外を歩いたり草をとったり…もとても楽しかったです。ご飯、とてもとても美味しかったです。
・自然と触れ合い、なずな・はこべらを主に採取して体感、人参もそれらを食として身体に取り入れることで、自然のサイクルを体験できた楽しい集まり、会でした。3点セットのおみやげもでき、よき時間をすごせました。
・昔はよくナズナを見つけて遊んでいたけど、最近は見かけなくなっていたので、今日久しぶりに見ることができてうれしかったです。かき餅という言葉を初めて知りました。月の名前がたくさんあることを知れてよかったです。
・旧暦で暮らすことは本来の人間のバイオリズムであり、自然と共に生きることなのだと痛感しました。「三日月」がなぜ三日月と言うのか、生まれて初めてわかって、納得と驚きがありました。
・旧暦は月で見る、月で時や日などがわかるというのが、目からうろこでした。女性として出産と関係あることは知っていましたが、整理や体調管理にも利用できることを知り、詳しく見ていきたいなあと思いました。
・里山のめぐみをふんだんに使ったお食事をいただいて、心が豊かになりました。旧暦のお話をかぼちゃの家(日本の昔ながらの家屋)で聞けたことや、七輪でいわしを焼いて食べたことも情緒があって素敵でした。
・お話と体験の両方があってやはり良かった。キッズのお母さんたちが多く参加して楽しそうだったのでうれしかった。キッズ活動も広がったように思う。