応援講座「里山農業と暮らし」を開催しました。

2022.4.29 開催レポート


220115_38

1月15日(土)里山と暮らす応援講座
~里山農業と暮らし/棚田保全、地産地消~

「SDGs里山文化編」第3回は“里山農業”をテーマに、まずは私たちの拠点地である河南町のSDGs担当者から、日ごろ聞く機会のない自治体の取組みについて、また谷口講師から「フードマイレージ」などについてお話を伺いました。

午後は 「農園てるじい」に移動し、農業の理想と現実、その中で迫られる難しい選択、 地元での苦労などのお話に深く考えさせられました。その一方、素晴らしいお天気のもと広々した農園の見学や、取り放題の野菜収穫で、こんな場所でこんな農業ができたらいいなあ、と憧れる気持ちがふくらんだ一日でした。

<みなさんの感想より>

・河南町の取組みのお話を大変興味深く聴きました。官民一体で素敵な河南町のまちづくりが議論されてほしい/谷口さんのお話はまさしくSDGs。農薬や品種と 気候変動、農法選択と労働力、経済的な持続可能性など、各要素の関係やトレードオフについて考えることが多く、広い視野を持ち続けようと思いました。

・今日はとても身近にありながら何も知らなかったことを教えていただきました。谷口さんの農場がとても気持ちよく、大根・人参等の収穫も初めてで楽しかったです。こういうことが続いていけることを望みつつ、自分にできることを やっていきたいです。

・SDGs、役場の本音と建て前がよくわかりました。ご苦労が伝わりました。/里山農業の厳しさは昔と変わりません。今後は高齢者(特に都市生活者)に少しで も農業の実態を知ってもらい、短期間でも活動を促進する方向を期待したいところです。自分のできる範囲で里山荒廃の延命に役立っていけたらと思います。

・環境教育、自給生活、自然農など時代はめまぐるしくいろいろと変化し、新聞やSNS等、一般的に知れ渡ってきたけれど、根本的な課題はまだまだ進展していない現状だと感じた。

・人口減の中、厳しいことになりそうですが、てるじいが言われた江戸時代に今後の展望があるように感じました。260年間もSDGsを行ってきたのですから!人 がバランスよく減り、分かち合えるシステムができればハッピーになるのではないでしょうか!?そんなことを感じることができた一日でした。

里山倶楽部ってどんなところ?

  • 団体概要
  • 里山の達人たち
  • 入会のご案内