応援講座「里山林業と暮らし」を開催しました。

2022.4.29 開催レポート


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3月20日(日)里山と暮らす応援講座
~里山林業と暮らし/持続可能な森創りとクリーンエネルギー~

「SDGs里山文化編」最終回は2月から3月に延期しての開催、“じぶん発電所”のユ ニークな試みを上須講師から、大和森林管理協会の壮大かつ地道な取り組みにつ いて松山講師から聞きました。午後は斯波さん山でのクヌギ伐倒の見学&枝のかたづけを行い、ささゆり小屋などで実施中の太陽光発電装置を現実の苦労話とともに見学、薪づくりもしました。おやつタイムは薪の火で作るミニバウムクーヘンと、太陽光発電で豆を挽きロケットストーブのお湯でいれた美味しいコーヒーです。エネルギーが生まれる山の現場からエネルギー利用までを一日で体験し、 今年度の講座をしめくくりました。


<みなさんの感想より>

・森林管理については最近悲観論が多く聞かれますが、それだけではない野心的な取り組みも知ることができ、より興味が深まりました。/再生可能エネル ギーについて非常に勉強になりました。自身の暮らしの中でも取り入れられる部 分を増やしていきたいと考えています。

・森林、山をどうにかしたいという思いで、業として活動している方の話はスケールが大きく夢のある話でした。/里山でどのようにエネルギーを活用し、どうやって利用するか、より選択肢の幅が増えると良いと思います。

・里山で何が起きているのか?を知りたくて参加しました。林業については考えさせられることばかりで、奥の深い問題です。/世界情勢も難しくなっている昨 今、安全安心な生活が求められ、その一つに自給自足の問題があります。まだま だ知識不足なのですが、少しでもそれに近づけたいと思います。

・林業の実情、特に山に生きる人たちの実態、山の旦那や山守の活動を知ることができました。我々が思う山と森の認識を改めて見直す時間でした。/樹木の伐 採実演も色々な面からの検討が求められることを認識、薪束づくりも良い経験、 バウムクーヘンづくりも良い経験、充実の一日でした。

・知ったつもりの林業の知らない現状をお聞きして、広い世界を創っているのだと嬉しくなりました。参加できるともっと楽しいだろうな…。/自分の発電機が あれば災害のとき助かると思いました。私にはできないけど、意外と作りやすそうなのがいいですね。

・充実した内容で満足以上でした。講師の話も具体的でわかりやすく、何の疑問もなく理解できました。講義のくせに山での実践もあり、頭と体を使った体験でした。講座の雰囲気も和やかで親しみを感じました。

・コーヒーミルを太陽光パネルでつくった電気で動かしたくて色々考えたけれど、バッテリーが重くてあきらめた過去があります。今日受講して再チャレンジしてみようと思いました。ロケットストーブもつくってみたいと思った。

・久しぶりの講演、緊張しました。自分発電が少しでも広がってもらえれば幸いです。また、一日中自然を満喫できて有意義で良かったです。森林保全、厳しいけど前進させたい。(上須講師)

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