11月27日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編
~竹林整備と松迎え~
この日の午前は弘川寺、いつもとは違った森を見学に出かけました。学校林ではここがもと竹藪??と驚きつつ、長尾講師から学校林活動のお話を聞き、千年窯や杉の大木、行者経石などを経由してついた桜山では、谷口講師から山を育てる草刈りや間伐のお話に感心しきり。倶楽部仲間が開いている門前カフェ周りでお弁当にしたあと、午後はタニ上の竹林の整備実習を行いました。入るのをためらうほど密生した竹藪で、竹の切り方や片づけ方のレクチャーを受けていざ実践。大勢でかかると見る見るうちに空間が開いていきました。最後に切った竹を利用した門松を紹介し、年末用の3本竹をそれぞれ持ち帰っていただきました。
<みなさんの感想より>
・寺の由緒から山中の案内、木の解説と、自分で来たら参拝してお終いくらいなのに盛沢山の内容でリフレッシュしました。竹の扱い方も、実際にワーキングすることで具体的に活動方法を理解でき、今後の自分の活動でも活かせそうです。
・学校林の取組みを聞いて、子供たちの学びや里山とのつながりのために、大人が丁寧に世話をしているのがとても良いと思った。竹林整備が大人数でかかるとあっという間に変化したのが驚き。竹の始末の方法もとても勉強になりました。
・小学校とつながって、子どもたちにいろんな角度から山や竹に関わり考えることのできるプログラム、素敵だなと。竹林の整備も少しずつ知識やスキルも積み重なってきたなと実感。繰り返すこと振り返ること、大切ですね。
・桜山の紅葉がとてもきれいで感動しました。歴史やいわれを聞くと思いが深くなります。また散策に行きたいです。竹林の整備も重労働だけど、皆ですれば楽しいです。門松のおかげでお正月気分も味わえました。
・天気も良く紅葉もきれいで西行さんの話も聞け、歴史の勉強になりました。竹林整備では、全員で作業をすれば早くすむこと、もっと効率よくすればもっと楽にできることを学びました。竹の利用としての門松もでき、良かったです。
・弘川寺の紅葉がきれいで心が清々しくなりました。もともと竹林だった森が、人手を入れると美しい里山になるのだと思いました。ひとりでは大変な仕事もたくさんの人手をかけることで美しくなるのだと本当に実感しました。
・私たちが季節ごとにきれいだ~!と観賞している山の景色も、それをたもつのがどれほど大変なことか…ということがわかりました。竹もたくさんになると光をさえぎり、他の木が育たないということもわかり勉強になりました。