2/26応援講座 炭焼き&竹炭焙煎珈琲

2023.3.14 開催レポート


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2月26日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編
~炭焼き&利活用その2~

今回のオープニングは、「竹炭焙煎珈琲」のコンセプトについて中村講師からお話を聞きました。講座でいつも飲んでいる珈琲の生産のこだわりや、いくつもの環境に優しいポイントを知って、みなさんすっかり感心されたようでした。午後の作業に先立ち、前回の炭材入れ後の大西講師の名人炭焼きの記録動画を見てもらい、いよいよ炭出しです。閉じてあった窯の口を開け、全身に炭の粉をかぶりながら、みんなで次々と炭を引っ張り出していきます。いろいろ予想外の事情もあったため、ちゃんとした炭ができているか一抹の不安がありましたが、結果オーライ、量ってみると約200㎏の炭を生産できました。お花炭も上出来、真っ黒な顔も上出来、竹炭焙煎の実演も上出来で、できたてのスペシャル珈琲を味見して、充実した一日を終了しました。

<みなさんの感想より>

・待望の炭出しでした!見極めにやはり匠の経験が光っていたなと感心ひとしきりでした。顔を真っ黒にして笑いあったのがとてもいい思い出です。木を育て伐って運び出し、窯入れ、炭焼き、一連の作業を経験し、本当に大変な労力だなーと。そしてどうしても採算のことを考えてしまう私です(笑)。

・炭焼きについて全然知らなかったので、いろいろ知ることができました。窯の中はとても熱いと思っていましたが、実際、窯の中に入るとちょうどよい温度で気持ちよかった。竹炭で珈琲豆をいるところを見ることができ、炒った豆で珈琲を飲むことができ、いい体験ができました。

・竹炭や珈琲の使い道、むだなところがないことがわかった。飲み分けもでき、いろいろな味を楽しめました。炭出しでは、人数が少なく心配でしたが、チームワークよく作業ができ炭の状態もよくて、いい経験が出来ました。花炭もちゃんとできていてよかったです。

・窯の中の炭は鍾乳洞のような遺跡のような、不思議な光景でした。未炭化等、炭を選別するのも慣れるまでとまどいました。ノコギリの使いかたもご指導いただき、大西さんありがとうございました。華炭がかわいいです。

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