6月18日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編Ⅱ
~森の生き物を知ろう~
本日の講師はおなじみ飯島先生です。いつもは植物メインのところ、今回は動物全般にも視点を広げて生物多様性のお話をしていただきました。斯波さん山の自動撮影カメラの動画(イノシシ、テン、タヌキ、ウサギなど)も見て、ふだんは見られない動物のようすにおどろき、タニへの道中の観察では先生の興味深い植物のお話に聞き入りました。
午後はいっぷく広場の竹を伐採・整理して一汗流し、まさにホッと一服できる空間ができて感激です。斯波さん山では動画で見たイノシシの足跡を発見、ノコギリクワガタの大物にも出合えて、生物の多様性を実感することができました。締めくくりに先生手作りのヒサカキとドクダミの野草茶を飲み比べて、一日の疲れをいやしました。
<みなさんの感想より>
・山中にたくさんの動物や昆虫がいることを実感できて嬉しかったです。イノシシ、ウサギ、タマムシ、クワガタ、日常生活ではともに生きていることを感じにくい仲間たちと、未来も共に過ごすにはどうしたらいいのかなあと思いました。
・里山での植物や昆虫をあらためて知ることができました。今までは見ているのだけれど、よく見ていなかった。
・多くの草花が食べられることがわかって良かった。人間の手が入って植物の多様性が保てるということもわかりました。
・イノシシの足跡を見れました。草刈りも少し上達しました。飯島先生のお話がくわしくて、知っていそうで知らないことばかりで、子どものころ学校で何を習っていたのか?大人になってからの学習も大切だと感じました。
・先生の講義を受け、各動物のフィールドサインを学ぶことができました。1m歩くたびに新しい動植物に出会えるほど、この里山は多様性が保たれているんだな~と感慨深かったです。
・先生が、白附先生に出会われたことがきっかけで植物や動物に興味をもつようになったとお話されていて、私もそのような出会いがあったら良かったのになあと思いました。若いときの出会いって人生を変えるんだ。
・イノシシのぬた場を見、足跡があり、ここにはシシがいてると確信、ありがとうございました。
・先生の講話、道々のお話、動物~虫~植物のつながりをわかりやすく興味深い内容でした。山道でフンを見ることがよくあるのですが、何かな?と思っていたところでした。
・飯島先生の話を聞きながらの山道移動は非常に楽しかったです。草木の名前を知っていれば散歩も楽しくできると感じました。
・竹の伐採は思っていたよりスパッと切れて頭上が明るくなり気持ちいいのですが、陽が当たると草が生える、当たらなければ生えないという矛盾で悩みました。この疑問を解決する過程も、里山を創る中で大切なのでは?と思います。
・多くの動物が里山にいることを画像で見れておどろいた。住宅地のそばでもイノシシのような大型動物もたくさんいるということは、自分で思っていたより里山は豊かであることがわかった。
・植物、昆虫、動物についておもしろいお話がたくさん聞けた。ふだん昼間は何も見えないが、たくさんの動物がうごめいているのだなとつくづく思った。
・クワガタ、タマムシ、カミキリムシ、ホタルを見てさわってワクワクしました。山道の端には様々な花が咲いていて、里が生きているなとも感じました。
・今日は植物・昆虫を見てさわって、ほとんど初めて知るような物ばかりで、身近に生物多様性を感じられた一日でした。
・なにげなく通っている道端の植物に、たくさんの物語、うんちくがあることに驚きました。マダケが簡単に切れる体験もおもしろかった。