6/24 夏至のお祭りと半夏生 さとあすイベントを開催しました。

2023.7.8 開催レポート


230624_45低解像

6月24日(日)里山ワークショップ×旧暦セミナー
~“さとあす”夏至のお祭りと半夏生~

今回もまずはASPAの栗原講師から、旧暦の基本や日本での夏至のお祭りについて、また半夏生の意味などを学ぶことから始まりです。泥染め用の布を準備し、半夏生餅を丸めて、かぼちゃの家を出発。出てすぐに、季節の植物として紹介した、葉が半分白く(化粧)なったマタタビを観察しました。

さらにタニへ行く途中では、絶滅危惧種で普通は見られないハンゲショウが、旧家に植わっているのを発見、ご好意でお庭に入らせていただき、間近に観察することができました。タニの田んぼでは、半夏生餅を田の神様にお供えし、泥染めの布を持っていざ田草取りへ。草取りといっしょに、布も泥の中で揉んで鉄媒染すると、とても味のある色合いでさまざまな模様の泥染めが完成しました。

あずまやに戻ってお月様(この日は半月)がのぼってくるまで、お弁当と自然農場の野菜でお腹を満たし、再び栗原講師から月について解説いただきました。最後に「半夏」の由来となった植物カラスビシャクを真っ暗な斜面で探し出して、緑と紫と両方の色の不思議な花を愛でて解散。その時には雲で見えなかった半月が、最後の最後に雲間から顔を出し、一日がきちんとおさまりました。

里山倶楽部ってどんなところ?

  • 団体概要
  • 里山の達人たち
  • 入会のご案内