10月1日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編Ⅱ
~森の恵みを活用しよう~
ようやく秋めいてきた10月、楽しみにしていたキノコの講座がはじまりました。雨模様のため午前午後のプログラムを入れ替え、さっそく斯波さん山までキノコ探しにでかけます。お馴染みの丸山講師のリードで、最初はみつからなくてもだんだん「キノコ目」になり、大きさも色も形もさまざまなキノコを次々に発見しました。その多様さと面白い説明に、あちこちから歓声があがります。
お昼をはさんでの座学は、きのこの謎や奥深さを素人にもわかりやすく楽しく解説いただき、みなさんに大好評でした。持ち帰ったキノコは21種、美しく並べての写真撮影や、顕微鏡での胞子の観察で、さらにテンションはアップしました。キノコ尽くしの最後はキノコのストラップづくり。小枝を小刀で削っていくと、個性豊かな作品が出来上がり、本日のステキな記念品となりました。
<みなさんの感想>
・きのこ=食べ物のイメージで、食用の魅力ばかりに目がいっていましたが、今日の講義で、形状や色の多様性もきのこの関心事に加わりました。おもしろい講義をありがとうございました!
・キノコいろいろ奥深くって、上から下から裏までしっかり見ていきたいと思います。クラフトもちょっとした工夫でこんなにも楽しめるんだ~っとたっぷり楽しみました。
・キノコの種類がこんなにも多く、斯波さん山を歩いてすぐにみつかる身近なところにあると気づかされました。毒キノコの見分け方はないとのこと、わからないキノコはさわらないようにします。
・今日はきのこ尽くし…。毎回、何かをくわしく勉強させていただいて、いくつになってもお勉強ですね。きのこのクラフト、一人として同じものがないのが不思議です。
・丸山先生のお話がとてもわかりやすく、多少なりとも分類できるようになれた気がします。案外キノコをみつけることが得意だったようで、ズキンタケをみつけて顕微鏡で胞子を見れたことは、嬉しいし感動しました。
・食べられるキノコは?一度は食べることが出来るとのこと、ナルホド!斯波さん山の道中でたくさんのキノコに出会えるとは思いませんでした。街中では出会えない貴重な体験でした。
・菌が偏食家であり、どこでも何でもよいのではないこと、知らない世界が見れました。地下で様々なネットワークが築かれていることを聞き、たくましいなあと思いました。クラフトは、桜の木が固いということを体験しました。
・スーパーでは見ているのですが、実際にいろいろなきのこを見れて参考になりました。クラフトもむずかしかったですが、何とか形にできてホッとしました。
・狭い範囲にたくさんの種類のきのこがあるのに驚きました。前回より多くのどんぐりをみつけて、季節が進んでいるのを感じました。
・きのこはさわるのも怖かったですが、毒きのこでも基本的にさわっていいとは知りませんでした。クラフトはおもしろかったです。きのこの山を作るつもりが、マツタケになりました。
・座学でも、多くの種類があること、木・林・森によって育つキノコが異なり、気候変動の影響でキノコにも影響があること、あらためて認識できました。
・山にはいろいろなきのこがあることを知れて、また一つ山の魅力に気づきました。クラフトでは、人それぞれのデザインがあっておもしろかったです。
・菌根ネットワークというつながり、植物の根と菌類とつながっている、植物から糖分をもらう引き換えに水・ミネラルをもらっている、生物は本当にすごいと思いました。
・いつも作業しながらチラ見で終わってたのが、名前や特徴を教えてもらえて大満足です。クラフトも心配したけど、小刀で削るだけだったので助かりました。
・先生すべてオモシロカッタ!皆さんもサイコー!カリキュラムも!こんなにたくさんの種類が手にとれるとは思っておらず、静かに大興奮でした!本(図鑑)買います!