1月21日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編Ⅱ
~炭材の準備をしよう~
12月につづき伐採の2回目は、奥山林業をテーマとした座学でさまざまな林業機械の紹介やデータを用いての日本の林業の現状などについて紹介がありました。林業の課題の大きさに考えさせられながら、今回も斯波さん山へ。今回初めての方はもちろん前回に経験した方もあらためて、伐採技術の奥深さに感動されていました。
雨もようの天気のため、玉切りした伐採木をシューターで搬出する作業はできませんでしたが、スタッフ が玉切り材を5~6本だけシューターで落とすデモンストレーションを行い、その迫力にみなさんびっくりです。
あずまやに戻ってのお楽しみは「石焼き味噌汁」。味噌と具と水をいれたお椀に、焚き火で焼いた小石を投入して熱々にするという辻谷大師匠から直伝のわざで、美味しいお味噌汁をいただき、焼いたクルミもおやつにして活動を終了しました。
・小鳥のさえずりを聞きながら、みなさんと一緒に山道を歩くことができ、心がいやされました。森の効能(恵み)を満喫させていただきました。
・林業と田舎暮らしはセットとの話はなるほどと思いました。木の伐採は実際に見れて体験できて大変おもしろかったです。
・林業について知らなかったこと考えたこともなかったことを、いろいろと教えていただき勉強になりました。初めて目の前で太い木の伐り倒しを見せていただき、林業の迫力を感じました。
・一番気にかけなければならないのは「安全」。事故は一度おこれば、取り返しがつかないので、自分の心がけで避けることが可能なことは、手をぬかないようにしたいと思いました。
・機械がかっこよかったし、ドローンで全体を見て伐採するのもすごかった。木を切るのがしんどかった。パッと見は重そうでないのにすごく重たかった。木を人力で落とす場面が衝撃だった。
・大型機械があってもそれを使える森林が限られている。日本の素敵な山々が持続されることを願うばかり。林業に携わる方々に敬意を表します。石焼き味噌汁、くるみ、美 味しかったです。
・海外との比較で、山の特性、市場等々、新しい日本の林業のあり方を考えるヒントになる気がしました。木を切る前の準備、切った後の搬出、伐採などお話をたくさん聞けて良かったです。
・青いシューターを何に使うのかなと思っていたのですが、思わぬ使用方法でした。美しい森、山というのがいろいろな視点からの見かた考え方があって難しいです。
・林業の奥深い世界の一端をうかがえて良かった。蝶つがい理論がキモ。
・森について学ぶ人が、なんとかして増えればいいなと感じました。伐採ではチームワークが非常に大事ということが印象に残りました(合わない人とは仕事ができないというぐらい)。
・なんといっても西村さんのたたずまい。山に入って木に向き合うと、一気に顔がキリッと変わる。いっぱいアンテナをはって情報を集める。ステキです!生きざまが見えるようでした。
・日本の森林率が先進国の中で世界三位と聞き、やはり日本は緑が多いと再認識しまし た。日本の林業の産業としての発展、環境保全、国土保全に関して多くの問題があること を理解した。
・初めて伐採を目の前で見れておもしろかったと同時にあらためて林業の大変さがわかった。
・林業の意義・効果(経済、環境保護、文化、水循環など)をあらためて理解することができた。西村先生の林業への熱い想いも講義・実演で伝わってきた。
・奥山の林業の仕事の説明をしてもらい、重機で伐採をしてすごかったです。伐り方について、前から切り込みを入れて後ろから切って、倒す方向を決めて倒す、むずかしいなと思いました。