応援講座 第一回がスタート、里山のキホンを学びました。

2024.5.24 開催レポート


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4月21日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~流域全体から里山を観よう~

今年度は、雑木林と密接な関わりのある「棚田」をテーマに加えて、第一回を開催しました。 雨模様のため午前と午後のプログラムを入れ替え、簡単な顔あわせのあと、さっそくフィールドに出かけました。同行は大阪府生物多様性センターの石井講師です。里山倶楽部が日頃手入れしている持尾城址から斯波さん山、タニの棚田を歩きながら、竹の見分けやクヌギとコナラの違いなどをレクチャーいただきました。

昼食時には木の布の絞り染め体験、この手ぬぐいは講座性の共通アイテムになります。最後にかぼちゃの家であらためて自己紹介を行い、里山や森林についての座学と里山倶楽部の活動を紹介して初日を終了しました。最初は緊張気味だったみなさんも午後はすっかり打ち解け、楽しい笑顔で一年がスタートしました。

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・いろんな説明を聞きながら、ゆっくり山歩きをしたのは初めてでした。知らない事まだまだたくさんありました。一年後の自分が楽しみです。

・雨天予報でしたが、たいした雨にならず里山のフィールドを散策できて良かったです。生活で活かせる知恵と知識を、楽しみながら身につけていきたいです。

・里山は循環するというキーワードが印象に残りました。自然と生活・仕事・娯楽が共生・共存することを期待する一日となりました。森林問題は本当に切実な日本の課題と改めて考えさせられました。

・ただ覚えるのではなく、他の環境・歴史などいろいろ含めて、一日で教えてもらえるのはなかなかない講座だと思います。「一周まわって」学ぶことの大切さを実感できた一日でした。

・今日一日、山歩き、田んぼ見学、自然にひたり良かったです。一年間いろんな活動を楽しみにしています。自分にできることを増やし頑張っていきます。

・自宅から車で30~40分のところに里山があることすら知らなかったので、自然につつまれてビックリでした。会社の近くの丘がなくなってきているので、自分たちの行動で里山がなくならないよう活動できたらと思いました。

・明るく美しい生命を感じる森と、放置され暗い森との対比がわかりやすかった。河南町のまだ残る素晴らしい森・山林を生命あふれる森を守っていきたい育てていきたいと思いました。

・里山倶楽部の皆さんが「里山との共生」をテーマに活動をしてこられているので、お人柄の良さに共感を覚えました。参加されている方も、自分と同じような思いをもつ人が多そうなので安心しました。

・雨模様でしたが、現地もなんとか見て回ることができ、里山を構成する広葉樹林、人工林、竹林、水田、ため池の状況を勉強できました。手入れを行っているかどうかの違いも実地で知ることができ、たいへん有益でした。

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