応援講座 第二回を開催 手道具講習&植物観察

2024.6.10 開催レポート


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5月19日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~源流が育む命と暮らし~

第二回もまた雨模様のため、あずまやでの手道具講習から開始です。多種多様な刃物をテーブルに並べての解説は毎年みなさんに好評で、今後の道具選びに役立ててもらっています。つづいてお馴染みの飯島講師から、里山の植物についての導入、そして3種の野草茶の試飲はとても印象的でした。

足元が悪いので集落内を通ってタニの棚田に向かう間も、様々な植物の興味深い話が紹介され、みなさん雨を忘れて聞き入っていました。来月の田植えに向けて準備しているもち米の苗を見学した後、山の中を通ってかぼちゃの家へ。座学でじっくり、植物や道具と人との関わりについて、人類の起源や歴史から紐解くお話を聞きました。野外での作業実習ができなかったのは残念でしたが、充実の植物三昧の一日でした。

・ふだん気にすることがない草花でしたが、今後は注意しながら見て歩きたいと思う。知識があれば道に咲く草花もかわいいなあと思う。

・食べられる・飲める野草、座学よりフィールドワークで見ながら触りながら臭いながらお話を聞くというのが、楽しくおもしろかったです。

・一年草、多年草、生物多様性などの話はほとんど消化できなかったが、紹介された新書を読んで復習したいと思う。

・ドクダミ、ヒサカキ、クロモジそれぞれ味がちがい、草にも名前がちゃんとあって、飯島先生が植物の名前をいっぱい知っているのがすごいと思いました。

・手道具、種類に対しての使用、わかりました。草花木、ほとんどわかりません。勉強になりました。里山管理、たいへんですね。

・今日の講習を聞いて普段から道具をバクゼンと使っていましたが、これからは自分に合うもの、用途に合った機能的な使い方が大事だとわかりました。

・棚田が起源で一年生植物を選びに選んで糧にしていた点が、初めての知識で目からウロコの知識でした。山の中に生活の痕跡があることの理由なのかな?

・道具の用途は非常に良かったが、使う時、使いながら体験するときに伺いたい。野草について火であぶる等のちょっとした体験ができればよかった。

・植物も大好きだけど名前まではなかなか覚えられない…。人との関わりで変化してきて今につながっているということ、今日の心に残った言葉です。

・植物を自分でみつけて名前が言えることの嬉しいこと!山登りや里山散策の時に活躍できることが多そうです。手拭い、とてもきれいな色で嬉しいです。

・大きな背景の話をきいて、つながってまわっているなーと、自然・地球・人の営みの壮大さを感じました。先生の引き出しの多さに感動しワクワクでした。

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