7月21日(日)里山ワークショップ×旧暦セミナー
~和菓子の日と茅の輪づくり~
旧暦六月は水無月、この日のセミナーは晩夏の行事として「和菓子の日」「夏越の大祓」をとりあげました。お昼前に集合してお弁当を食べ、夏の終わりの里山散策へ。昨年も見せていただいた旧家のお庭のハンゲショウの白い葉や、豪華なヤマユリ、ヤブミョウガの群生などを観察して、茅の輪の材料になるチガヤを一束ずつ刈り取りました。
かぼちゃの家で栗原講師による座学で旧暦を学んだあと、夏越の祓神事でくぐる茅の輪のミニ版、茅の輪守りの作成です。縄ないの要領でチガヤを丸く編み、幣(しで)をつければ完成、一年後半の無病息災を祈りました。二つ目のテーマ「和菓子の日」にちなんだ十六種のお菓子と、簡単な土用餅の手作りは、本日参加の子供たちに大人気、どれを食べようかと目の色が変わっていました。
夕食はタキギコルと合流し、月見うどんを美味しくいただいて、最後のプログラムは和菓子の日の成人行事の追体験です。月見饅頭にお箸で穴をあけて月をのぞく(その間に袖を切る)というユニークな作法で、とっても美しい満月を堪能しました。