11月4日(月祝)5日(火) 環境改善ワークショップ
~講師:坂田昌子氏~
坂田講師を迎えてのワークショップは一番最初が昨年12月だったので、今回でほぼ一年がたちました。まだまだ道半ばとはいえ、小屋下斜面のシガラはが4~5段以上ができあがり、石積みによるタニの水路修復も始まっています。昨年6月の土砂崩れのあと途方にくれていたことを想うと、この一年間でよくぞここまでと感じます。これまで6回のワークショップ参加者を数えてみると、延べ222人! 里ボラやシガラダファミリアなど有志を入れれば、おそらく300人越えの方々が、シガラや石積みはもちろん、斜面切崩し・土砂運搬・杭打ち・土のう撤去・落ち葉集め・剪定枝収集・石採集・砕石はこび・斜面の道整備…と、たくさんの作業を手伝ってくださっていて、感謝感激です!本当にありがとうございます。
今回11/4,5は経験者ばかりの精鋭部隊で、お天気にも恵まれて順調に作業が進みました。一日目は小屋下の整備を行い、中段のシガラにみんなで取り組むかたわら、床下大穴のシガラに空いた水の道を、坂田講師が“縦シガラ(先生にしかできない!)”で修復、ベテランの大庭さんが土が落ちて難しい箇所のシガラづくりをしてくださいました。二日目はタニ水路の整備の続きで、上流側の土手を崩してU字溝を取り外し、講師指導のもと石積みにチャレンジしました。寡黙に石と向き合う若者あり、にぎやかな漫才さながらに石を組む男女あり…で、なんとかサマになりました。
いつものように、お昼は長尾シェフのおでんとビーフシチュー、3時のおやつと一日の終わりには心づくしのおやつにホッとしました。また初日のお昼休みには、いつも作業ばかりだからと、草木染めや野鳥の羽根展示も行って、里山らしい体験をみなさんに楽しんでいただきました。次回のワークショップは、2/10~12の3日間を予定しています。寒い時期ですが、冬の里山のしずかな雰囲気もぜひ楽しみに来てください。