12月22日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~樹木の収穫を体験しよう~
今回はみなさんが期待しているチェーンソーを使っての伐採体験です。初参加&久しぶりの顔ぶれで焚火を囲んで自己紹介をしたあと、果樹林下の杉林に降り、林業本職の西村講師から、目の前の樹林をどのように見るかのレクチャーから一日が始まりました。伐倒デモンストレーションでは、もっと離れて~!の声がけに緊張が走り、普通は見ることのないいろいろな林業の技を目のあたりにしました。
午後はいよいよ各自のチェーンソー体験、2班に分かれてドキドキワクワク?しながら玉切りにチャレンジです。初めての人はチェーンソーの仕組みから、経験者はあらためての安全確認から、それぞれの経験度に応じた実習を行いました。お土産の輪切り杉を持ってあがって一休みし、新年をむかえるためのしめ飾り作りは、不器用な人でもできる特別なやり方でわら縄をなったので、みなさん短時間でステキなお飾りが完成しました。最後に辻谷大師匠に教わった大きな「門杉」を広場の入口に立てて、一年の締めくくりとしました。
みなさんの感想
・西村さんの、目のなくなる優しい顔から、山に入ると一転キリリとした顔に!毎度ながら木に向き合う姿に感激でした。いろんなことに気を配りながら、すごい仕事だなと実感しました。
・チェーンソー体験は正直怖かったです。刈払機とは機械と自分の距離が違うので、もっと体験してみたい気持ちがあったのですが…。しめ縄づくりは初めてで、不器用な私は悪戦苦闘しました。それなりに飾れそうかな…。
・久しぶりに思いっきり作業できて気持ちよかったです。来年はもっと参加したいです。
・森の中の澄んだ空気の中で西村さんのお話を聞いて感動しました。チェーンソーのキックバックのイメージがかなり怖いので、プロ林業家の方に教わる貴重な機会になりました。
・林業で暮らしていくのはいかに大変か、西村さんの話を伺う中で実感した。初めてチェーンソーで木を切った。足場固めが一番大事なんですね。体を押されてふらつきました。しめ縄飾るのもの久しぶりです。
・一人でチェーンソーを使っていると、ついつい自己流になってしまって、安全についてついおろそかになっている自分にハッと気づかされた。取返しのつかないことにならないように、日々学習することが大切だと思う。
・針葉樹の間伐間引き、チェーンソーの取り扱い楽しかった。草刈機よりチェーンソーかな。チェーンソーの最後に土をけずりました。しめ縄作り、玄関用リースかな?
・本日、チェーンソーの使い方、木の周りの片づけから、なんで伐採するか、足で踏んでかけてからとっても楽しかったです。しめ縄作り、縄ない初めてでしたが上手に出来ました。
・木を切り倒すところ、生で初めて見ました。ミシミシ、バキバキっとあんなに大きな音がするんですね。チェーンソーも初体験、クセになると言われた意味がわかったような気がします。山を守るため日々働いている方に感謝です。
・日本の林業のきびしさがよくわかった。環境保全との関係が難しい。チェーンソーは、いつか立木を切る体験がしたい。しめ縄作りは初体験。
・二度目のチェーンソーはドキドキよりもワクワクが勝って、アドレナリンがブワ!っと出てきてくせになりそうです。門杉、とても立派なものができて新年が待ち遠しいです。しめ縄づくりは心が豊かになりました。
・間伐は知っていましたが、密植はまっすぐ育てるためとは勉強になりました。しめ縄は初めてでした。なんとか形になり、良いお正月飾りができました。門杉は、発想を柔軟にすれば色々たのしめるんやな~と、目からウロコでした。
・チェーンソー体験ができるなんて…緊張感とともにスタート。ドキドキのままでしたが貴重な体験でした。しめ縄づくり、「縄をなう」っていかに難しいか思い知りました。里山で生きていくには、まだまだ修行が必要と思った次第です。