7/6応援講座 キノコ観察&田草取り&蛍観賞の夕べ を開催しました。

2025.7.9 開催レポート


20250706河南町持尾、採集きのこ集合写真

7月6日(日)里山と暮らす応援講座 森と棚田のチカラ編
“菌”のチカラ ~キノコ観察・田草取り・蛍観賞会~

7月は猛暑をさけて午後~夜の開催とし、かぼちゃの家での座学から始めました。毎年人気の丸山講師のキノコのお話、初めての方はもちろん、今年は坂田さんの土中生態系の話ともつながってさらに奥深い面白さがありました。キノコ探しでは、雨が降っていないカラカラの里山で果たしてキノコはみつかるのか…と心配でしたが、意外にいろいろな種類があり、斯波さん山では多数の特大真っ白ハマクサギテングタケに、みなさんから歓声があがりました。タニで小一時間の田草取りをがんばったあとは、夕食をみんなで作り、丸山さんのギターのBGMを聞きながら夏の夕べを楽しみました。一日の締めくくりはタニでのヘイケボタル鑑賞会、小さなイルミネーションのような輝きとNさんの竹灯篭の灯りにうっとりして夜遅めの解散となりました。


・菌の世界の不思議、奥がふかくて果てしないなあとしみじみ…菌糸、菌根菌、命のつながり、網目のように自分にもつながっていて、その中にいるんだよなあと空想してました。

・食べれるか毒があるか、そんな浅いイメージだったけど、話を聞いて実際に探しに行って、きのこの奥深いおもしろさを知りました。これからきのこを見る目が変わると思うので、みつけたら種類別に分けてみようと思いました。

・みんなで探すといろいろなものがみつけられて面白いと思いました。きのこの図鑑がいろいろあって面白そうだなあと思いました。

・きのこ全体について初めて知ることができ、きのこが好きになりました。くぬぎの林がいい感じでホッとします。田んぼの泥はさっと水に流れて割ときれいと感じました。もっと沼なイメージでした。

・キノコは動物に近いそうだと聞いて、見た目や先入観で物を見てはいけないと思った。「役に立つ」か「立たないか」ではなく、多様な生物が意外なところでつながっていることから、多様性を維持することが大切だと思う。

・種類も多く最大のものは世界一の植物くらいの大きさであるというのも驚きであった。キノコが花であり咲いているものというのも初めて知ることができ、たいへん学びになる一日であった。

・大きなもの(テングダケ)をみつけられたのが嬉しかったです。田草とりは初めてでした。これも時間や日常を忘れる作業で新鮮でした。ただ手間がかかるなあとしみじみ感じました。土の中の見えない世界、毎回おもしろい。

・菌の糸状のようすを見て、森の中、土の中で菌のネットワークがひろがっているってイメージしたら、とてもおもしろかったです。危ないきのこだけを知っていれば今後に活かせられるのではと感じまいした。

・毎回楽しみにしている丸山さんのキノコ回です。キノコ観察も「視点」ひとつでいつも見ている世界が変わって見える面白さにも気づきました。やっぱりテングタケの仲間、大きいもの特徴的なものはテンションがあがりますね。

・ハッとするお話がいくつもありました。生物多様性…この星の生物が私たち人間だけじゃないんだなとあらためて思いました。山や谷や田んぼなど近隣をたくさん歩いて、ふだんとぜんぜん違う時間を過ごせて良い一日でした。

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