
10月19日(日)里山と暮らす応援講座 森と棚田のチカラ編
“土”のチカラ ~脱穀・土づくり・鎌砥ぎ講習~
今回は源流米パラダイスの脱穀施業に合流しましたが、まずは道中の斯波さん山で、研ぐ前の鎌を使って草刈りを行いました。その感触を覚えておきながらタニに到着。みんなで天日干ししてあった餅米の束を運んで脱穀機の体験です。人力の機械と原理は同じですが、その作業性は抜群で、あっという間に脱穀が終了しました。昼食で一休みした後は、本日の山口講師から土づくりのお話と土の目利きにチャレンジです。並べられたいろいろな土壌を見て触って臭いをかいで、良い土わるい土を見分けますが、これがむずかしい!答え合わせでは楽しい歓声があがりました。手道具講習では鎌を中心に、種類の説明や選び方使い方をレクチャーして、持ってきた鎌を研いでみます。これでよいのかなあと半信半疑でも、帰りに同じ場所で草を刈って、その違いにみなさん驚いていました。
・草の刈り方も教えていただき、鎌の種類の多さに用途と自分に合った鎌を選ぶ必要があるんだなとわかり、とても良かったです。鎌砥ぎ石の使い方も学べてよかったです。土の講座では良い土と悪い土の見分け方、土は発酵させないと作物は育たないとあらためて実感し、土づくりを今後もがんばっていきます。
・切れない鎌(研ぐ前)と切れる鎌(研いだあと)のちがいが大変よくわかりました。道具の手入れの大切さを痛感しました。土の品評会、本当に見ただけではわかりませんでした。植物がすくすくと育つための「土」を見分けることは大切なので、見てさわってわかるようになりたいと思いました。
・力が入りすぎてカマにも自分にもしんどいやり方をしてました。力まずグリップでぐっと力を入れたらいいというアドバイスに、やってみたらサクッと切れ、なるほどと体感でき、道具は使い方だなあと実感しました。田んぼ、お米づくりは場所場所でいろんなやり方があり、話が聞けること土の話も学びになりました。

















