
11月3日(月祝)
旧暦セミナー「重陽」 ~野菊を愛でる&観月の舞~
8月の七夕は猛暑中止としたため、久しぶりの旧暦セミナーです。今回のテーマは菊の節供「重陽」、まずはようやく秋も深まってきた里山の棚田を訪れ、野に咲く菊たちを愛でることから始めました。源パラで手入れしているタニには、ほんのり紫色のノコンギクや、黄色の群生が美しいヤクシソウ、斜面の緑に白が映えるイナカギクなど、ふだん注目しない菊がたくさん咲いています。
夕陽が落ちる頃、菊農家のIさんからいただいた大量の菊(葉が傷んで販売できないものなど)のうち半分をテラス舞台に飾り付けました。あと半分は黄色い花だけを煮出してとても贅沢な菊の草木染に。冬用に用意した靴下がレモンイエローに染まってみなさん感激することしきりでした。
栗ご飯・焼きサンマ・きのこ汁・かぼちゃと里芋のオーブン焼き・栗きんとんと、秋一色のご飯に舌鼓を打ったあとは、お待ちかねの“観月の舞”です。天空にのぼったお月様を背景に、舞台の菊たちを前景に、栗原講師の舞いはとても幻想的でした。





















