里山倶楽部自然農場日記7月号 NO90

2016.8.14


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自然農場日記を書いて今回で90号になります。ということは里山倶楽部で農業をやり始めて90か月が経過したという事ですね(実際はすぐ書き始めたわけでないので、もう少し長いですが・・・)。
この数年の間で大きな出来事は私の肉体の変化です。数年前に腰を傷めました。2年前には左の膝。両方とも痛めたきっかけはお米作りの田んぼでの作業です。腰を傷めた原因は田んぼに布マルチを敷く作業をした時。自然農場は除草剤を使わずにお米を作ります。無農薬のお米作りで一番の問題は雑草です。田植えをして稲が大きくなる前に雑草が稲の回りに繁茂してしまうと稲は分けつが出来ず大きくなりません。当然収量はガタ減りです。そのため現代のお米作りには除草剤が欠かせません。
でも無農薬米には除草剤は使えません。そのため我々の先輩たちは色々苦労してきました。合鴨農法、ヌカをまく、紙マルチ、布マルチ、チェーン除草、鯉、冬から田んぼに水を入れておく、除草機、手取り等・・・・どれもこれも完璧な方法はなく、帯に短したすきに長しです。
話が脱線してしまいました。数年前は自然農場は布マルチという方法で除草対策をしてきました。簡単に言うとお米の種をまいてその上に天然の綿でできた布を田んぼ全面にかけて草の発生を抑えるという方法です。その綿の布がロール状にまいてあるのですが、それがとても重い。重いロールを肩越しにかついでぬかるみの田んぼを移動する作業で腰を傷めてしまったのです。
そして2年前。チェーン除草をしているときに左ひざに違和感を感じたのです。3メートルくらいの竹の棒に車の冬季用チェーンをつけて引張るのですが、これも結構足に負担がかかります。この作業で変形性膝関節症になってしまいました。
しばらく農作業がまともにできなくなってしまいました。このままでは好きな農業が出来なくなると一念発起。、近くの整骨医に通い、朝晩膝と腰の体操をやってきました。途中良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら今では正座ができるまでに回復してきました。でも左ひざの違和感は消えません。軟骨がすり減ったままなのですから、元にはもどらないのです。軟骨は一度すり減らすと復活しないそうです。これからも私のポンコツ肉体と共存しながら農作業を進めていかねばなりません。
6月4日スモールファーム自給塾で田植えをしました。そのあと、今年も除草対策でチェーン除草をやっています。田植え後3日おきに4回やります。先日最後の4回目が終わりました。今年は研修生のHさんとボランティアのNさんが私の代わりにチェーンを引っ張ってくれました。感謝です。おかげさまで私の膝の寿命が何年かのびました?

お客様の声
いつもありがとうございます。ニラでお好み焼きしたらとってもおいしかったです。
                           (Kさま)

新玉ねぎ、切るとその白さにうっとりします。もちろん味もおいしいです!
                           (Eさま)

玄米米粉は子どものバースデーケーキやパンケーキを作りました。自然の甘みがあってとてもおいしかったです。
                            (Hさま)

玄米米粉とても嬉しいです。どうやって使おうかワクワクしています。ありがとうございました。                         (Aさま)

いつもお世話になります。先週のきゅうり、甘くてとても美味しかったです。夏野菜はオリーブオイルと塩をかけて、オーブン焼き(別名手抜き)でいただきます。届いた緑と黄色のズッキーニも例に漏れずオーブン焼きにしてみたのですが、食感が全く違いました。ジューシーな緑に歯ごたえのある黄色。どちらもペロリと食べてしまいました。
                            (Jさま)

たまちゃんのつぶやき

つい先日きゅうりがたくさん収穫できました。いつもならその調子でどんどん実がついていくのですが今年はいつもと少しちがい、そのあとの勢いがなく収量が減っています。ピーマンも同じような感じです。とうもろこしはそんなに伸びていないのにもう花がさいています。気温は上がっているのに何となくいつもと畑の様子が違います。気温が高すぎるからなのか?ちょっと心配・・・。やはり気候などなど異常気象なのでしょうか・・・人間は感覚がにぶってしまっているけど動植物は敏感に感じているのかもしれません・・・。

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