<2016.10.16開催>
ワークショップ里山日和♪ 10月16日(日)
「アルコールストーブ作りと秋の里山散策」を開催しました。
アルコールストーブとは、リサイクル缶を使って作る、手の平サイズの携帯用コンロのこと。
例えば、珈琲を二人分。または、カップラーメン一人分程度のお湯なら、数分で沸かせます。
野外へ出かける際、必要な分のお水と、それを沸かすのに必要な分量だけのアルコール燃料を持てば、アルコールストーブ本体の重さは、空き缶1本そのもの程度。山歩きの装備を身軽にできます。
本日の講師は、中野一さん。里山倶楽部の仲間であり、千早赤坂村にある、大人の山基地「Dolpo.BC」の店主です。
ワークショップ当日は、朝からアルコールストーブ作りを教わり、完成後の午後に、それを持って、秋の里山散策へ出かけました。
製作作業は、緻密な工程の連続。
得手不得手の差も心配されましたが、蓋を開けてみれば、そんな不安はどこふく風。
みなさん熱心に、そしてニコニコしながら、事お揃いのアルコールストーブを完成させていかれました。
プロジェクターでの工程の投影、一人づつにセッティングされた工作道具、講師の手間を惜しまない準備と、丁寧なご指導があってのこと。
本来であれば、大人限定の本格的なクラフト講座ではありましたが、参加者に年齢制限を設けない、集った誰もがお友達、大人も子供も全員が主役、そんな「里山日和♪」の性質から、今回は特別に子供さん向けのキットもご準備下さいました。講師には、感謝、感謝です🍀
完成目前には、確実に火がつくか、炎が必要以上に缶の周りに広がることはないか、安全に消火できるかなど、点火テストも順番に行っています。
そうして、全員の合格を待って、秋の里山散策へと出発。
散策の目的は、秋を楽しむことと、道中の休憩で、各々手作りしたアルコールストーブを用い、お湯沸かして、ティータイムを楽しむこと。
ただお湯をわかすだけなのに、沸騰を待つ間、どのお顔もワクワクに弾んでいました。
でも、一番幸せそうに微笑まれていたのは、そんな参加者を眺める講師のお顔でした♪
散策のゴールは、焚き火でのおもてなし。
自然農場のサツマイモをダッチオーブンで焼いた焼き芋と、講師のお店に因み、チャイを里山風でご用意。
振り返った一日に、みなさん大満足のご様子でした。
行楽の秋、ぜひお出かけのお供に、アルコールストーブをお連れ下さい。
学ぶこと、挑戦すること、可能性を育んだ、コラボ企画の里山日和でした♫
<参加者のご感想>
・作ったものを持って、実際に使いに出かけれたのがよかった。
・失敗もあったけど、完成してよかった。
・先生の丁寧な準備があったおかげ。ありがとうございました。
・楽しかった。また参加したい。先生のお店にも行きます。
・焚き火を囲む、こういう時間も嬉しい。大切な時間だと思う。