里山倶楽部自然農場日記1月号 NO96

2016.12.30


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あけましておめでとうございます!

自然農場も今年で9年目になります。この自然農場日記も96号となりました。あっという間の出来事のように感じます。

おかげさまで野菜セットのお客様も着実に増え、先月は出荷件数が105件となり始めて100件の大台にのりました。これも里山倶楽部の仲間や、お客様の応援があったればこそです。現在の農場の実力ではひと月100件が相応と思っています。近々野菜セット募集の締め切りせざるを得ないかも知れません。その節はお許しください。

野菜セットの当面の目標は達成したとして、新年にあたり今後の農場の次の目標を考えていきたいと思います。

里山倶楽部の新しい提案「里山的に暮らす、はたらく。里山的に遊ぶ、学ぶ」(里山倶楽部のホームページ参照)。この提案に自然農場がどのように関わっていけるか?

この里山倶楽部の新しい提案が出てきた社会的背景を私なりに解釈すると・・・近代工業社会は農村から人(労働力)を都会に集めて発展してきました。つまり農村から収奪して成り立ってきたのです。その結果農村には人がいなくなり、その代わり都会にすし詰めにされた人々は、毎日何かに追い立てられ、他人に勝つことが至上命題の競争社会に否応なく放り出されてきました。そして先の見えない不安な日々。しかしこんな社会も曲がりかどにきているようです。他人を蹴落としてまで金持ちになりたくない。どこかの総理大臣が言ってた日本の企業が外国の企業に勝って何になる?そもそも勝つとか負けるという発想が古いのでは?

これら現代社会の病の解決の道は一つ。農村回帰です。里山回帰です。そのために自然農場は何ができるのでしょうか。自然農場では昨年から「スモールファーム自給塾」という講座をオープンしています。

自分で食べるものは自分で作る。他人に頼らない。そこから生まれる安心感。日本の多くの人々が、自給できる小さな菜園もち、余った野菜は都会に暮らす人たちに分ける。その菜園は里山の耕作放棄地でもよいし、都会の一坪菜園でも構いません。それらをやる人たちは兼業農家、停年退職者、半農半Xを目指す人たち、都会に見切りをつけた、先が見えている若者たち等々。それらの人たちがそれぞれのスモール農業をする。そしてその農業はもちろん無農薬農業で。そんな社会の実現を目指して「スモールファーム自給塾」を開いています。皆様が里山的暮らしをするにあたり、「里山での農」のスキルを学ぶ入り口になればと思っています。

皆様一人一人が「里山的にくらす、はたらく。里山的に遊ぶ、学ぶ」という言葉の意味を考えてみてください。ここに現代社会の変革の方向性が示されています。

自然農場の新しい目標は簡単に達成できるものではありません。目標というより今後の自然農場の理念と言った方が良いのかも。スモールファーム万歳!!

 

お客様の声

さつまいも、皮をむいて油でいためる(味つけなし)。子供が「うまぁ!」と食べてくれます。                    (Kさま)

いつもありがとうございます。カボチャ嬉しかったです。小さいので、1個1回分で料理できて使いやすかったし、もちろん美味しかったです。レタスもきれいなので、少しの間お花のように飾ってからいただきました。      (Eさま)

先日は(11/27)里山倶楽部におじゃまして美味しく野菜をいただきました。さといものみそ汁であたたまりました。              (Yさま)

たまちゃんのつぶやき

今朝は一面霜がおりていました。いよいよ冬野菜がおいしくなります。今年は大根がなかなか大きくならず小さいままのお届けになるかも…。人参も大きくなる前に割れてしまうことが多くて…いつも同じように育てても、いつもと同じにならないのは、生きている野菜だからこそ!!そのままお届けしています。ちょっと調理が手間ですがおつき合い下さるとうれしいです。

わが家の愛犬は焼きイモ好き~いつも娘と取り合いになります。先日、うちのお芋以外の焼イモをだしたらなんと2人とも プイッ。うちの農場のは皮までおいしいとほおばってくれます。なんとも幸せな瞬間です。

(12/1

日 程

 

 

 

 

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