里山倶楽部自然農場日記3月号 NO98

2017.3.13


ふきのとう

里山俱楽部自然農場日記3月号 NO98

 

今月はスモールファーム自給塾のご案内をさせていただきます。

1回目の案内パンフレットには次のように紹介しました。

 

「自然農場は、里山倶楽部の活動として、放棄田を再生、維持し、お米や野菜を農薬、化学肥料を使わずに育てて7年がたとうとしています。そんな活動の中でお米作りだけでなく、野菜作りも体験したいという声があがり『スモールファーム自給塾』を開くことになりました。先が見えない不安な時代、他に頼らず、自分の家族は自分で守る…一切の化学肥料や農薬を使わず子供たちが安心して食べられるお米、野菜作りを共に学びませんか?」

 

今年で3回目になりますが、当時の気持ちと全く変わりません。去年は「お米と大豆」というテーマでした。自分たちで栽培した大豆でお味噌をつくりました。今年は、塾生各人が自分の菜園を持ち、種まきや定植から収穫までをより実践的に学んでもらう計画をたてています。大地とたわむれ、大地からの恵みをいただく喜びをぜひ体験してください。

もちろんお米作りも昔ながらの方法に挑戦します。手で植える田植え、鎌で刈る稲刈り、その稲をはさがけ(天日干し)し、脱穀する。日本古来のお米作りを勉強します。

このスモールファーム自給塾が少しでも皆様の心の癒しになり、さらに里山で生きることの喜びの発見になれば嬉しいです。

 

お客様の声

 

たまちゃんが書いてくださったように、おなべちゃんを油でいためて、おしょうゆで味付けして、パスタにからめました。下の子の朝ごはんです。

(K様)

 

いつもありがとうざいます。キャベツ、火を入れると緑がとても鮮やかで美しいです。他の野菜もいつもビフォアーアフターの色の変化が楽しみです。しいたけも特別感あって嬉しかったです。

(Eさま)

 

たまちゃんのつぶやき

先日、レタスやキャベツの種をまきました。農場は加温の設備がない(電気がない)ので、ハウスの中に苗床をおいて、さらにビニールで囲うというシンプルなスタイルです。気温が上がりすぎればビニールをあけてあげて夜はまたビニールでおおって・・・そんな愛情が伝わったのか、今、かわいらしい芽がでてきました。陽ざしが少し春らしくなってきて、成長が楽しみーの反面、冬野菜がとう立ちし始めるので恐怖の端境期になってきます・・・。

でこぼこの変なおイモは「キクイモ」です。糖尿によいと言われています。クセがないので何でもできるのですが、煮物にすると少しヘニョヘニョとして、キクイモのシャキシャキ感がなくなるので、きんぴらやみそ漬けがおすすめです。皮をきれいに洗って(汚れがとれにくい時は30分ほどぬるま湯につけても・・・)少し太めの千切りにしていためておしょうゆやみりんできんぴらに。みりんとあわせた味噌につけこんでみそ漬けに。

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