里山倶楽部自然農場日記6月号 NO101

2017.7.4


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5月も終わりに近づいてきました。6月3日にはいよいよ田植えです。5月6日にスモールファーム自給塾でお米の種をまきました。以後毎日朝晩2回それぞれ30分かけて水やりしています。当初はすずめたちにお米の種を食べられたハプニングもありましたが、ネットを張ったりしてクリアしてきました。5月18日現在順調に育っています。

田植えまでにすること・・・①あぜの草刈り②あぜシートを張る(田んぼから水が漏れないように)③田んぼの高いところ、低いところを平均にする④水を入れる(モグラ等で水漏れがないか確かめながら)⑤代かき(水を入れたたんぼをトラクターで整地する)⇒3日ほど寝かして(泥のにごりがなくなる)いよいよ田植えです。

次に本業の畑の報告です。

今年は新しい野菜を2種類挑戦します。1つは「アピオス」。取引させていただいている自然食品の店長さんより「先日あるレストランで、サラダにじゃがいものようなのが入っていてとっても美味しかったんだけど、あれは何だろう?」というお話がありました。早速調べたらアピオスと判明。アメリカのインディアンのスタミナ源としてとっても栄養価が高いものだそうです。早速植えましたがなかなか芽が出てきません。だいじょうぶかな~?2つ目が「おかわかめ」。農場にお手伝いしていただいているMさんからぜひ作って欲しいという要望で。調べてみるとこれもなかなか栄養価が高い野菜のようで、夏の葉物野菜では貴重です。あッ!もう一つ忘れてました。大好きなビールの原料ホップにも挑戦です。これは趣味の世界なので詳しくは割愛。

次に最近の野菜で不思議な事二つ報告します。大阪シロナという野菜を農場では年に何回も作ります。最近作ったシロナがお化けのようにバカでかくなっても(40cmくらい)トウがたたず、そして固くないのです。普通はそんなに大きくなる前にトウがたって花が咲いてしまうのですが・・・。もう一つは春キャベツです。春キャベツの寿命は短く、収穫が遅れるとすぐ肥大して割れてしまうか、腐ってくるのですが、今年の春キャベツは夏の声が聞こえてきたのにまだまだ健在です。「もう春キャベツとは言えないよなー」とみんなで笑っています。今年のセット野菜には毎週キャベツが2個づつ入っています。お客様の「もういい加減にしてよ~」という声が聞こえてくるようです。でも二つの不思議現象も良いお話で良かったです。

話のついでに「絹サヤエンドウ」について。今年は先程紹介したMさんの推薦で「兵庫キヌサヤ」という種類を作りました。これはMさんが10年以上も種取りしてきたもので、これがとっても美味しいんです。普通、キヌサヤはあまり甘みがないのですが。さらに兵庫キヌサヤの秀でているところは、熟したらエンドウ豆として食べられるのです。これが実にうまい。早速野菜セットのお客様に食べてもらおうと思っています。

夏野菜の定植も3分の2が終わりました。

じゃがいも、レンコン、里芋、きゅうり、インゲン、ズッキーニ、キクイモ、かぼちゃ、とうもろこし、ごぼう、ナス、ピーマン、鷹の爪、甘長とうがらし、トマト、ミニトマト、スイカ、しょうが等。

これから植えるもの・・・ゴーヤ、モロヘイヤ、エンサイ、青じそ、バジル、枝豆の黒豆、オクラ、まくわうり、落花生、さつまいも、ゴマ等です。

いよいよ暑い夏のスタートです。そして田んぼが始まります。

お客様の声

いつもありがとうございます。青菜の元気、いっぱいいただきました!

(Kさま)

「たけのこ」大変うれしかったです。米ぬかも入っている心づかいがありがたかったです。早春の「フキノトウ」も「フキノトウみそ」にしていただきました。

(Yさま)

春キャベツとレタスが特に美味しかったです。子供が脇目もふらずにモリモリ食べました!                        (Eさま)

たまちゃんのつぶやき

 

畑では豆類のピークがすぎ・・・いよいよ夏野菜への移行ですが、定植を終えて今、グングン大きくなろうとしている所です。ズッキーニもちらほら花をつけるようになりました。そんな中、不思議なのは春キャベツ。春キャベツというだけに春収穫で、それをすぎると、破裂したり、トウが立ったりするのですが、今年はまだ収穫させてくれています。少し春より葉は固くなってきましたが、さっと少ない水でむしてゴマあえにしたり、お好み焼きにしたり、おいしく食べて下さるとうれしいです。この前いつも通りの材料でお好み焼きしたら、家人が「今日のはいつもよりおいしい!!」と__。春キャベツのおかげ~♪と勝手に思っています

日 程

 

 

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