<2017.8.11~12開催>
夏だ!キャンプだ!里山日和♪ ~山の日に、山へ行こう👣~
『バンブーキャンプ』を開催しました。
夏です。
8月お盆前の2日間、里山日和♪では「山の日」に合わせ、
一泊二日のバンブーキャンプを開催しました。
今年のキャンプの内容は、竹でテントを手作りして、そこで星を見ながら眠ること。
そして、たくさんの自然に触れ合うこと。
1日目には、緑蝶会より3名の講師にご協力をいただき、
昆虫観察会を行いました。
虫が苦手になる前に、虫への興味を育むことは、
虫を通して、食性、生態系など、
自然の中の新たな扉へ、好奇心が膨らみます。
雄のみにレモンの香りのするスジグロシロチョウがいたり、
オオムラサキが頭上を渡ったり、
参加した子供たちが一番歓声をあげたのは、
講師の先生が、クワガタ虫を捕まえて下さった時でした。
いつの時代も夏の主役は、やっぱり甲虫の様です。
7メートルもある伸縮性の竿の先に網をつけ、見事ツガイのクワガタムシを捕獲して見せて下さいました。
2日目には、早起きをして、朝6時から早朝野鳥観察会も楽しみました。
スコープで猛禽類のサシバを確認できたり、飛び方、鳴き声で、遠くの鳥の名前がわかったり、
朝食を挟んだ後は、野鳥の学校として、ウッドカービングの野鳥模型を用い、
朝に見聞きした鳥を確認する、「鳥合わせ」も行いました。
面白かったのが、種類を確認する作業を、昆虫観察会では「同定」と言い、
野鳥観察会では「鳥合わせ」と言うことです。
また、この数日前にたまたま付近で目撃された野鳥が、絶滅危惧種のミゾゴイだったことも判明しました。
里山の自然は、本当に豊。
日中には、同日開催の『源流米パラダイス』へ移動して、
谷あいの棚田や、周辺の薪炭林で自然観察と、田んぼのお世話まで、
里山の自然と親しむ、学んで触れた2日間。
忘れず記しておきたいことは、
夜は、参加者自ら伐った竹で、バンブーテントを建てて、
蚊帳の中で眠ったこと。
見上げる雲の隙間にお月様が見えたと思ったら、
明け方、急な通り雨に起こされたこと。
流しそうめんを楽しんだこと。
夜に小さな小さな演奏会が催されたこと。
それが素敵な時間だったこと。
参加者、そしてサポート下さった講師陣のお人柄と、
手作りが育んだ、里山の自然を楽しむ2日間。
山の日に、山に行こう!
この夏も、暑さに負けずの里山日和でした♪
次回の『里山日和♪』は、9月2日(土)「里灯り作り」&夕方からは、
焚き火を楽しむ「タキギコル」です。
皆様、お気軽にご参加ください。
日 程
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次回は、9月2日(土)
- 「里灯り作り」体験/10:00~15:40
- 「焚き火と星と お月見音楽会☆彡」/17:00~21:00
詳しくはこちら⇒『里山日和♪/夏~初秋編』チラシ