『源流米パラダイス便り』Vol.6

2017.9.28 開催報告&参加者募集


2017.9.9⑧こどもたち2

次回は9月30日(土)

第7回『脱穀&源流米の森のお手入れ』です。

9月9日(土)は、急遽の稲刈りを行いました。

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~源流米パラダイス第6回『稲刈り』のご報告です。~
第6回の当初の予定は、「田んぼのお手入れ②」でしたが、
もうすぐ9月という頃になり、みるみる稲が色づき始め、
首を垂れてゆきました。
そんなワケで、急きょ、稲刈りを行うことが、
開催の約1週間前に決定しました。
みんなで稲刈り
みんなで稲刈り
10月のそれを楽しみにして下さっていた方々には、
広報が間に合わず、申し訳ありません。
谷あいに位置する源流米パラダイスの棚田は、元々日照時間が短く、田んぼに注ぐ山からの源流の水も冷たい事が重なって、例年、望ましい時期の実りや収量になかなか届かない稲作が続いていました。
去年は何と、その収穫時期が11月を回ってようやく頃合いを迎えたという、
苦い学びも経験しています。

そこで知恵を絞ったのが、一か月ずれ込んだ収穫を逆手にとること。

一か月前倒しで田植えをすれば、通常の稲刈り時期には、
その生育期間に十分、一か月長く時間をかけれた事となり、
ゆっくり、ぼちぼち、のんびり、すくすく。
10月、近隣の田んぼと同じように、稲刈り時期を迎えられるだろう、
そんな計画のもと、今年の稲作を行ってきました。
しかし、自然がもつ体内時計は、
あっという間に、人間の小細工を、颯爽と超越していきます。
一か月前倒しでスタートした稲作は、
計画より一か月前倒しで、稲刈り時期を迎えてしまいました。
頃合いの稲穂、もう少し育てておきたい稲穂、まだまだ青い穂も。
日当たりや、水の温度で、見事に刈り頃に差が出ています。
本当に自然は正直だと、一部、お米の花もまだ残る中、
大半の刈頃を優先し、急遽、稲刈りを決行しました。
子供たちが昼食係
子供たちが昼食係
刈った稲はハザ木にかけて、天日干しにしています。脱穀予定は、9月30日(土)。
変わりやすい秋の天気を考慮して、通常より一週間長く、天日干し期間を予定しました。
後で思えば、稲刈り翌週の大雨、翌週末の台風と、もしまだ刈っていなかったら、せっかく育った稲が、倒伏していたかもしれません。
お昼ご飯は田んぼの中で♪
お昼ご飯は田んぼの中で♪

そう考えれば、今年の稲作は、お天道様が見方をして下さった結果かも?

一週長めの天日干しも、台風でずぶ濡れになった稲を乾かすには、
ちょうど良い頃合いです。
稲刈り日和だった、残暑の残る第6回。
収穫の一日は、毎年変わることなく、とても幸せな時間でした。
そして、蝉の声を聴きながらの稲刈りは、
なんとも不思議な風情でした。
はざかけ
はざかけ

次回、源流米パラダイスは臨時開催で、9/30(土)に、第7回『脱穀』を行います。

そして、最終回の第8回は、新米のもち米を味わう『お餅つき』を行います。いずれも参加費は、昼食付で千円です。
トンボが舞う秋の棚田へ、
どうぞ、会いにきて下さい。ご参加お待ちしております。
<参加者のご感想>
・はじめて参加したが、それが稲刈りで、いいとこどりだったので、
 また一から関わってみたい。
・先月にも来て、二回目の参加。稲刈り楽しかった。
・もう6年くらい参加している。今年も無事にお米が収穫できてよかった。
・もう少し育つのを待ってあげたい稲があり、それを刈るのがもったいなかったが仕方ない。
・長年生きてきて、初めての経験だった。ワクワクしていた。
刈った稲は、はざかけにして、とっても幸せな一日でした。
刈った稲は、はざかけにして、とっても幸せな一日でした。

日 程

9月30日(土)

費 用

1000円(昼食付き)

時 間

10:00~15:00

※作業の進捗状況により、終了時間は若干前後することがあります。

申込方法

NPO法人 里山倶楽部『源流米パラダイス』

  • TEL&FAX:072-333-0309
  • MAIL:sasayuri@satoyamaclub.org

※開催日の前日までに、参加希望人数、性別、年齢を添えてお申し込み下さい。

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