高校生と森林体験の授業を行いました。

2017.12.13 開催報告。


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<2017.12.12開催>

森林体験授業の受け入れを行いました。

YMCA学院高等学校の生徒15名、教員2名、計17名をお迎えし、
森林体験授業を行いました。
~森の種類や、樹種の説明から~
~森の種類や、樹種の説明から~

秋からの雨天順延を受けた当日は、12月の開催。

前夜に降った雪がうっすらと地面に残る、冷え込みの厳しい朝でした。
朝から焚き火をたいて、一行をお迎えし、
午前中は、人工林の中で間伐の見学と、鋸を使った倒した木の玉伐り体験。
そして午後からは、玉伐った木の薪割り体験を行いました。
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~午前の間伐体験~
 寒さの中の、慣れない環境での授業。
初めての体験や道具に、心を弾ませる生徒もあれば、戸惑いや、疲れを隠せない生徒もあり、
それでも、声を掛け合い、仲間を気遣いあう姿がとても清々しく、
賑やかに、一日を過ごしていただけました。
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学校では、この野外学習に先立ち、
事前授業やレポートなど、森林への勉強を重ねた上で、当日を迎えられています。
感想に、“想像内で想像以上だった。”と、話してくれた生徒があり,
インターネトでいくらでも情報を得られる世の中にあって、
体験することの本質をつくその言葉に、喜びと感謝を覚えました。
~午後の薪割り体験~
~午後の薪割り体験~
以下は、生徒のみなさんのご感想です。
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・大変だったし、たまたま担当した場所が、地面と近く伐りにくかった。
 だけど、とても楽しかったし、いい経験になった。でも当分はいい。
・来た時に、村のおばちゃんが蜜柑を下さった。自分の地元ではないこと。
 しかも、あんなにたくさん。ここに居る人(村の人・里山の人)はみなさん温かい。
 温かさに触れれて良かった。
・薪割は、思ったよりも大変だった。でも、見ているより、やった方がいい。
  体験する事が大事。この機会に来れてよかった。
・薪(伐倒木)を伐るのは大変だったけど、楽しかった。
・普段できないことを出来てよかった。
・伐った木から、鋸を使って薪を切るのは、鋸を使うことがなかったので、なかなか伐れず大変だった。
  割るのもなかなか思ったのと違う所に斧が入るし、なかなか割れずに大変だったが、面白かった。
・チェーンソーは、やばかった。
・眠かった。
・鋸、しんどかったけど、いい経験になった。
・思ってたより楽しかった。
・来る前に、体験することを考えると想像できて、体験したことは想像通りで、(その体感は、想像よりも)想像以上だった。
・疲れた。
・薪割りが楽しかった。
・いつもはできない経験で、来てよかった。
・引率だったが、山へ来たのは初めてで、(生徒の)みなさんと一緒に楽しむ方が多かった。
 またこの様な体験の機会を設けたい。(教員)
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生徒のみなさんへ
里山での森林体験の授業にご参加いただき、有難うございました。
里山は、人が足を運ぶこと、楽しみやアイデアを膨らませることで、
これからの姿を柔軟に、そして更に彩豊かなものへと変化させていくことのできる、
可能性のいっぱい詰まった、とってもワクワクする場所です。
これから大人になり、もし思い出されたとき、疲れた時、深呼吸がしたくなった時、
是非また足を運んでみてください。
その時に、どんな変化をしているか、
変わらない良さが、焚き火の炎の中にあるか、乞うご期待です。
~屋外での授業、どうぞ風邪をひかれていませんように。そして、これから益々寒くなる季節、どうぞ体調を崩されませんように🎄✨~
~屋外での授業、どうぞ風邪をひかれていませんように。ご来訪、有難うございました🎄✨~

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