季節のお便りをお届けいたします。

2018.2.10 笑う門には福来る


DSC_2403

立春が過ぎました。みなさま、いかがお過ごしですか

季節のお便りを、お届けいたします📧

寒さへ向かう足音が、ゆっくりだった冬のはじまり。

~バケツにはった氷~
~バケツにはった氷~
年が明け、その足音は いっきに加速。
本拠地の持尾でも、降雪で車の足に影響が出たり、
バケツに厚みが6cmもの氷が張ったりと、
蛇口の水も凍っています。

 

そうかと思えば、春かと思うほどのポカポカ陽気。
今年の冬は寒暖差が大きく、
人も、動物も、植物も、調子を崩されかねないほどの、
そんな気候が続いています。

 

里山では、年明けを待たずに、
もう蝋梅が咲き始めました。
毎年、冬本番到来…そんな頃に、
着々とやってくる春の気配を感じさせてくれる、
透けるような黄色で、優しい香りの花木です。
そうして、そろそろ梅の花が咲き始め、

春の芽吹きに、野山の草木は いよいよ色めき立ちます。

今年も炭焼きが始まりました。
~今年も炭焼きが始まりました。~

 

田畑の今はというと、農閑期。

春を前には収穫の端境期を迎え、
主に耕作の準備をするこの季節に対し、
山の作業では、収穫の最盛期。

 

里山でも、手入れのための伐採は、
この季節がメインとなり、
何十年もかけて育った樹木の伐採では、
その木を薪にしたり、炭に焼いたり、
命を大切に循環させていけるよう、
田畑でも山でも、活かし生かされる、そんな営みを
一年を通して、心がけています。

 

2月に入り、暦は「立春(りっしゅん)」を迎えました。
テレビのお天気予報に、暦の上ではもう春です…、
そんな言葉も毎年耳にすることでしょう。
「立春」の意味は、寒さも峠を越え、春を感じられるころ。

 

寒さは まだまだ続きますが、
風が運ぶ梅の香、芽吹きの柔らかな葉の色、道端の菜の花、
春を一足早く感じたくなったら、または、春の訪れを感じたら、
「啓蟄(けいちつ):冬ごもりしていた虫たちが、春になり土の中から出てくる」の如く、
里山へ向かってむくむく、心と足をお運びください。

 

2016年、日本の暦、「立春」、「啓蟄」を含む24節気は、
ユネスコの無形文化財に登録されています。

 

立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑、
立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒。

 

さて、いくつ読めましたか?
そして、いくつ意味がわかりましたか?

 

<里山と暮らす>

「里山日和♪」の如月(2月)は、焚き火を囲むタキギコル(17日)と、
手前味噌づくり(25日)を開催予定です。
寒さの底は、焚き火の季節。
暮らしの中の和らぎに、どうぞ焚き火と里山の空気をお楽しみ下さい。

 

春以降、里山の田畑は待ちに待った収穫期へと向かい、
山では下刈りなど、木々を育むお世話が続いていきます。
節気を巡るように続く、里山を紡ぐ息吹のリレー。
是非、五感で体感してください。
“想像通りで、想像以上”。前年度、里山体験参加者の名言です。
~ロウバイの花~
~ロウバイの花~

日 程

里山日和♪ 2018年1月(表)里山日和♪ 2018年1月(裏)

里山倶楽部ってどんなところ?

  • 団体概要
  • 里山の達人たち
  • 入会のご案内