![DSC_2403](http://satoyamaclub.org/website/uploads-files/2018/02/DSC_2403-640x345.jpg)
立春が過ぎました。みなさま、いかがお過ごしですか⛄
季節のお便りを、お届けいたします📧
寒さへ向かう足音が、ゆっくりだった冬のはじまり。
![~バケツにはった氷~](http://satoyamaclub.org/website/uploads-files/2018/02/DSC_1956-e1518197823467-640x1138.jpg)
年が明け、その足音は いっきに加速。
本拠地の持尾でも、降雪で車の足に影響が出たり、
バケツに厚みが6cmもの氷が張ったりと、
蛇口の水も凍っています。
そうかと思えば、春かと思うほどのポカポカ陽気。
今年の冬は寒暖差が大きく、
人も、動物も、植物も、調子を崩されかねないほどの、
そんな気候が続いています。
里山では、年明けを待たずに、
もう蝋梅が咲き始めました。
毎年、冬本番到来…そんな頃に、
着々とやってくる春の気配を感じさせてくれる、
透けるような黄色で、優しい香りの花木です。
そうして、そろそろ梅の花が咲き始め、
春の芽吹きに、野山の草木は いよいよ色めき立ちます。
![今年も炭焼きが始まりました。](http://satoyamaclub.org/website/uploads-files/2018/02/DSC_2615-e1518198457226-640x1138.jpg)
田畑の今はというと、農閑期。
春を前には収穫の端境期を迎え、
主に耕作の準備をするこの季節に対し、
山の作業では、収穫の最盛期。
里山でも、手入れのための伐採は、
この季節がメインとなり、
何十年もかけて育った樹木の伐採では、
その木を薪にしたり、炭に焼いたり、
命を大切に循環させていけるよう、
田畑でも山でも、活かし生かされる、そんな営みを
一年を通して、心がけています。
2月に入り、暦は「立春(りっしゅん)」を迎えました。
テレビのお天気予報に、暦の上ではもう春です…、
そんな言葉も毎年耳にすることでしょう。
「立春」の意味は、寒さも峠を越え、春を感じられるころ。
寒さは まだまだ続きますが、
風が運ぶ梅の香、芽吹きの柔らかな葉の色、道端の菜の花、
春を一足早く感じたくなったら、または、春の訪れを感じたら、
「啓蟄(けいちつ):冬ごもりしていた虫たちが、春になり土の中から出てくる」の如く、
里山へ向かってむくむく、心と足をお運びください。
2016年、日本の暦、「立春」、「啓蟄」を含む24節気は、
ユネスコの無形文化財に登録されています。
立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑、
立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒。
さて、いくつ読めましたか?
そして、いくつ意味がわかりましたか?
<里山と暮らす>
「里山日和♪」の如月(2月)は、焚き火を囲むタキギコル(17日)と、
手前味噌づくり(25日)を開催予定です。
寒さの底は、焚き火の季節。
暮らしの中の和らぎに、どうぞ焚き火と里山の空気をお楽しみ下さい。
春以降、里山の田畑は待ちに待った収穫期へと向かい、
山では下刈りなど、木々を育むお世話が続いていきます。
節気を巡るように続く、里山を紡ぐ息吹のリレー。
是非、五感で体感してください。
“想像通りで、想像以上”。前年度、里山体験参加者の名言です。
![~ロウバイの花~](http://satoyamaclub.org/website/uploads-files/2018/02/DSC_1473-640x360.jpg)
日 程
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