自然農場日記3月号 NO110

2018.3.1


パンフスモールファーム自給

ことしもあっという間にもう2月が終わろうとしています。4月からは第4期のスモールファーム自給塾が始まります。「自分で食べるものは自分で作ろう」という合言葉の元、毎年野菜とお米を作る技術を学んできました。今年も化学肥料や農薬、除草剤を使わない自然にさからわない「農」を勉強していきます。

そんな中でも毎年すこしずつアクセントをつけてそのアクセント部分に力を入れてきました。たとえば、大豆を栽培して味噌を作ったり、自分の畑をまかせてもらって自由に好きな野菜を栽培したり・・・。

今年もそれぞれ与えられた畑を耕作しながら、特に「肥料」についてより深く勉強していこうと考えています。無肥料栽培、化学肥料と有機肥料、自然農場が実践しているEM自然農法とは・・・・。去年の塾生がなかなか肥料について頭の整理がつきにくかったようで、今年はそれを教訓として「肥料」を取り上げようと思っています。私が20年前にこの農業の道に入ったきっかけは、琉球大学農学部前教授比嘉照夫著「地球を救う大変革」という本を読んだことでした。微生物が世界を救う。以来脇目もふらずEM自然農法を実践してきました。ぜひそのノウハウを伝授したいと思います。

お米つくりは例年のように種まきから収穫までできるだけ機械を使わず、昔ながらのやり方に挑戦します。種まきから始めるお米作り体験は貴重です。ぜひ、この貴重な経験をしてください。そしてはさがけ(天日干し)も。もちろん現代の機械を使ったお米作りも机上ですが勉強してそれぞれの長所、短所を考えていきます。

現代のような先の見えないカオスの時代。こんな時代だからこそ他に頼らず自分のことは自分で解決していきましょう。特に食べることは生きる上で最も大切な行為です。その最も大事なところをスモールファーム自給塾で解決していきましょう。AIだとか、ボットだとかに引っ張りまわされることなく、「生」を生み出す大地に触れ、愚直に「生」を追求していきましょう。

 

お客様の声

 

この間のセットに入ってた、ヤマタノオロチ」みたいなゴボウ、見た目と違ってめっちゃ美味しかったわ~!!                   (Fさま)

 

ハクサイがとっても甘くておいしいです。冬野菜を家族で楽しんでいます。  (Hさま)

 

いつもありがとうございます。大根をふろふき大根にしたら、とても甘くて何個でも食べられました。白菜も巻きがすごくて、いつまでもなくならずうれしいです。

(Eさま)

 

たまちゃんのつぶやき

 

今日は少しあたたかです。先日は雪がつもりましたが、そろそろ春にむかっていくのでしょうか?畑の野菜たちは寒さにじっと耐えているようでしたが、2月に入り春を感じはじめたのか、天王寺かぶらはトウが立ち始めました。白菜、大根もそろそろおわりです。

(2月15日)

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