『里山日和♪』 恒例の手作りシリーズ、冬場のラインナップは、
「こんにゃく作り」と「手前味噌作り」。
ワークショップ里山日和♪の1月は、里山育ちの無農薬こんにゃく芋から、
『こんにゃく作り体験と里山料理教室』を開催しました。
こんにゃく作りの工程は、いたってシンプル。
煮ているか、混ぜているか、寝かしているか、その繰り返しです。
こんにゃく芋は、サトイモ科の植物で、
そのまま生で口にすると、口の中がささるような刺激に襲われ、
酷い場合は、病院へ行くほど。
先人は、そんなこんにゃく芋に、灰汁をまぜて中和させることで、
日本の食卓には欠かせない、変幻自在の具材をうみだしました。
灰に加えた水を濾したものが汁が灰汁。
かつての日本の暮らしには、煮炊きに使う薪の灰が、
あらゆる形で利用されていました。
先人の知恵と工夫、そして度胸にも?頭が下がるばかりです。
煮炊きの間には、里山料理教室や、里山俱楽部のフィールド案内、
里山プチ散策にも出かけました。
お料理教室のお題は、
「たくさんのお野菜と手作りこんにゃくの炊き合わせ」。
「たくさんのお野菜と手作りこんにゃくの炊き合わせ」。
この日の前日、講師が比率を変えて仕込んだこんにゃくは、
口の中に入れると、ホロホロとそぼろの状に解きほぐれ、
これぞ手作りマジック! 始めて味わう食感でした。
手作りの醍醐味は、こんな予期せぬ発見にも出会えることです。
里山料理は、昼食で味わい、
出来立ての手作りこんにゃくは、
お刺身と、焚き火で田楽にして味わいました。
そのお味は…、書き記すまでもありません♪
冬には冬の手作り体験。
<里山と暮らす>1月もほっこりの里山日和でした♫
~参加者のご感想~
・皆さんがとっても温かいと思いました。癒されました。
最近、仕事で嫌なことがいっぱいあった。また是非来たいと思う。
こんにゃく芋は初めて見たし、かまどにも感動。
見るもの全てがそうで、実際に火を入れたり楽しかった。
・時間がゆっくり流れてよかった。
外野がたくさんで賑やかだった。
焚き火で蒟蒻、来年もまたこんにゃく芋を育てるやりがいになる。
蒟蒻を作る各段階で、時間のかかるそのスパンを逆手にとって、
一日ゆっくり楽しんで貰えてた。(講師談)
日 程
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