里山と暮らす応援講座 第2回 手道具で里山に道をつくりました。

2019.5.18 開催レポート


190512_92

里山と暮らす応援講座 計画編 第2回 5月12日(日)
~手道具の使い方と手入れ、道普請~

2回目の講座は、田舎暮らしの基本の“キ”として手道具の使い方です。テーブルに並んださまざまな鎌やノコギリの正しい選び方からはじまり、草刈り作業の体験、鎌とぎのコツ、竹の伐採と運び出し、ナタを使っての杭作り、唐鍬や木槌での道普請と、それぞれ短時間でも密度の濃い内容です。終わってみれば手道具を使った一連の作業が、果樹林の急斜面に作業道を整備する成果につながっていて、みなさん心地よい疲労とともに、達成感のあるお顔で記念写真を撮影しました。

<参加者の感想から>

・前々からノコギリやカマなどの道具の使い方、選び方、手入れの仕方等、詳しく知りたいと思っていましたので、家に帰って早速実践してみたいと思います。

・道普請は思っていたよりも簡単に素晴らしいものが出来上がり感動ものでした。階段もあればと欲が出てしまっております。梅シロップが最高においしく身体がよみがえるような思いでいただけました。

・鎌とぎについても理解を深めることができました。といだ後の鎌の感触は良かったです。これから自分の道具の手入れに活かしたいと思います。

・竹やぶの整理の仕方、枝のうち落としは勉強になりました。人数がいれば、人力で道も作ってゆけるものだなと感心しています。

・道具、特に刃物は研ぐというメンテ抜きにはあり得ない。研いで握って振って少しずつ自分の体の一部にしてゆく。草や木と道具と初夏の日差しにひたった一日をすごせた。

・研いだ後の鎌は切れ味が良く、作業がスイスイ進んだ。やはり道具はメンテナンスが大事だと思った。帰りにコーナンで砥石とクリーナーとクレ551を買ってかえろうと思う。

里山倶楽部ってどんなところ?

  • 団体概要
  • 里山の達人たち
  • 入会のご案内