2019.7.15開催 ワークショップ里山日和♪
『焚き火と星と 潮騒Night』を楽しみました♪
もう10年近く前、年に2度ほど、京都から久門太郎兵衛さんを尋ねてこられるお客様があり、久門さんは季節折々、ご縁のある場所を案内して回られ、そのお供を数度させていただく機会に恵まれました。
ある時、お客様をお帰りの足で、竹之内峠を越え奈良県側の橿原神宮前駅まで車でお送り際、途中車内から後ろを振り返られ、“まるで海に浮かんでいるみたい”と、超えてきた夕空と山を称されたことがありました。
空が海の様に海に見えたもので、以来時々、空に海を感じています。
今日は『海の日』。そんな日の夕暮れに、里山で山と海が繋がるクラフトを焚き火と共に楽しみました。
海の日、里山のテーブルの上には、沢山の海の恵みが並びます。
机いっぱいの貝殻や、夕餉の浜焼きならぬ焚き火焼きの海鮮焼きそば。
ご参加者が差し入れ下さった里山の恵みをたっぷり使った、色とりどりの夏野菜サラダまで。
クラフトでは、山の恵みに手しごとで加工を施した木の土台に貝殻をあしらい、
里山と海が出会う時計作りを楽しみました。
時間を知らせる文字盤の数字の代わりが貝殻です。山と海が“人”を介し、里山で繋がりました。
そして、海の恵みも、里の恵みも、山の恵みも、私たちの身体も、「水」がなくては命を繋いでいけません。
これらの命は、“水”を介して育まれました。
梅雨の雨が大地を潤し、その水を山の木々が大地に蓄えて、少しづつ、川から海へ「水」のリレーが結ばれて行きます。
途中、田んぼに寄り道したり、子供たちと遊んだり。たくさんの命を育みながら、海で蒸発し、雲になって、また雨へと循環します。
この日、山からの恵みとして登場した丸太の木材は、去年の台風の被害に遭って、山で倒れた風倒木でした。
時に厳しい自然の営み。海の日に「水」で繋がった里山日和♪には、穏やかな風が吹いていました。
暑中お見舞い申し上げます。
皆様、脱水症にはご注意ください。
人間の身体の半分以上は、「水」でできています。
日 程
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ワークショップ里山日和♪ 2019年7月~8月のラインナップ