『焚き火と星と 防災Night☆彡』タキギコルのご報告です。

2019.8.30 開催しました♪


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2019.8.12 ワークショップ里山日和♪

「焚き火と星と 防災Night☆彡」を開催しました。

ここ数年、毎年夏には“防災”を意識したWSを開催しています。
それは、里山に関わっていると、薪や炭といった燃料の他、
近くに竹が沢山あったり、食べれる野草もいろいろあったり、
いざという時、身を守る助けとなる様々な知恵や道具、
その材料となる素材が、身近に溢れている事に気付かされます。

今年は、年々厳しくなる日中の暑さから、
開催を夕方始まりのタキギコルへとシフト。
災害時のみならず、里山活動のアウトドアでも役に立つ、
焚き火のつけ方や、薪割り体験、防災メニューの夕食など、
一見は百聞に如かず、一実体験は百見に勝るかも?
そんなWSを開催しました。

 

~焚き火の燃料となる薪は、良く乾いたものを細い小枝から徐々に太い薪へ。燃えやすい樹種や、薪の代用品などについても説明。~
~焚き火の燃料となる薪は、良く乾いたものを細い小枝から徐々に太い薪へ。燃えやすい樹種や、薪の代用品などについても説明しました。~

 

タキギコルの日、いつもその中心にあるのは、
焚き火の炎です。
煮炊きに使ったり、冬場には身体を温めたり。
…目の前に沢山の薪や小枝があって、
ライターやマッチもあって、
けれど的確な火の起こし方を知っていなければ、
つけては消えてを繰り返すばかり。
炎を大きく育てることができず、
太い薪が燃え始める前に、小枝が尽きてしまいます。
そんな経験はないですか?

山の師匠からは、その長い人生で、何度も遭難者の捜索に出かけ、
痛ましい現場に出くわしたと聞きました。
焚き火をつけようとした形跡はあったが…、
燃えやすい木や、焚き火の仕方の知識をちゃんと知っていたら…と。

野外活動でのノウハウには、
災害時にも役立つものが、とても沢山あります。
加えて、様々な工夫を楽しみながら経験しておくことで、
いざという時、冷静な判断や咄嗟の機転にもつながり、
命を守る 本当の意味で役に立つ備えとなります。

~薪割り体験、見るのとやるのは大違い!?~
~見るのとやるのは大違い!?~
~即席玄米粉の棒パン~
~即席玄米粉の棒パン~
ソレイユ店主の大野さん
ソレイユ店主の大野さん

同日は、玄米菜食カフェを経営される、ソレイユ店主の大野さんもご参加下さり、食事メニューでの工夫にも、栄養のこと、アレルギーのこと、水があるか、お皿があるかなど、備えの先の一歩向こうにも目を向けて、楽しく調理を進めていきました。

~ポリ袋調理のカレールー~
~ポリ袋調理のカレールー~

夕食は、ポリ袋で調理した、即席カレーとシチュー、焚き火で炙った玄米粉棒パンに、大豆肉のから揚げとダッチオーブンの温野菜です。カレーとシチューの水分には、お水の代わりに、常温保存可で栄養補給もできる、野菜ジュースや豆乳を用いました。

使ったポリ袋調理には、“高密度”ポリエチレン製の物を選んでいます。アウトドア用品店には、専用の袋も販売されていたりするので、機会があれば「百聞は一見に如かず」で、ぜひ一度手に取って見て下さい。そして機会があれば、「一実体験は、百見に勝るかも?」で、実際に使ってみたり、メニュー開発を楽しんでみたり、自身を含むご家族や大切な人たちの事情に合った備えを、話し合ったり、書き出したりしてみて下さい。いざという時、避難先となる集合場所は、共有できてますか?
目の前にある笑顔が、いつまでも笑顔であるために。

~棒2本(今回は竹を使用)と有り合わせのもので、簡易担架作りも紹介しました~
~棒2本(今回は竹を使用)と有り合わせのもので、簡易担架作りも紹介しました~
~ロープは万能アイテムの一つ~
~ロープは万能アイテムの一つ~
~リュックに傘を通して背負えば、おんぶの際の足掛けになり、両手をフリーにする一助となります~
~リュックに傘を通して背負えば、おんぶの際の足掛けになり、両手をフリーにする一助となります~

 

まだまだ暑い日が続きます。里山通いには、たっぷりの水分と、虫よけ対策や日よけの帽子、タオルや軍手、羽織れる長袖や足首まで隠れる長ズボン、夕立に備えた雨具、応急セット等、身近なところからの身を守る習慣、どうぞ心がけていて下さい。

~里山の夕暮れと月~
~里山の夕暮れと月~

残暑お見舞い申し上げます。 

日 程

ワークショップ里山日和♪ 2019年9月~10月のラインナップ

~チラシ表~
~チラシ表~
~チラシ裏~
~チラシ裏~

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