今年は南河内のさまざまな団体とのコラボ活動を開催する予定ですが、その第一弾を、道の駅かなんのキッチン付き会議室で開催しました。講師は平野区で「玄米菜食カフェソレイユ」を営む大野さんです。
まずは、大野さんの玄米菜食への思いや経験などのお話しを聞くことからWSが始まりました。ひとしきり感心・納得したあとは、いよいよ身体に優しい料理づくりが始まります。今まで使ったことのない素材や料理方法を教わりながら、次々に美味しいメニューができあがっていきます。
風景はまるで小学校の家庭科教室のよう。みなさん真剣に、でもとても楽しそうに調理にいそしまれていました。出来上がったランチは、玄米ご飯、大豆の唐揚げ、野菜春巻き、野菜のサラダ、ゴマ豆腐、かぼちゃのケーキ、そして竹炭焙煎珈琲。心も体も大満足の料理教室でした。
●講師の大野啓子さんからのメッセージ
緑豊かな金剛山系南河内の自然を守りつつ、里山の暮らしに関わるあらゆるサービスに賛同・応援しています。身体の元となる食べ物は、自然育ちが、1番です。化学薬品と無縁の食べ物こそ健康につながると確信しており、平野区で、玄米菜食の食堂ソレイユを営んでいます。今回道の駅かなんで、店のランチを里山倶楽部の無農薬夏野菜をたっぷり使って、食べていただきました。今年スモールファーム五期生に参加して知り合った仲間も数名参加、楽しいひと時でした。人と人との繋がりが大切で、地球規模で広めて行きたいと思います。
●みなさんの感想から
・菜食でこんなにボリュームがあり美味しいメニューがあるのだと!とても勉強になり、ビンビン刺激を受けました。
・自分の中の知識だけではなく、畑にかかわっている人とつながったら、楽しく農園ができるかな?と思いました。
・玄米と野菜…自分に合った食材って好きだから会うのでなく、体に合ったものに合えていなかっただけなのかもと感じました。
・ごま豆腐は手作りするものと思ってなかったけど、簡単においしくできてびっくりした。自分で作ってだれかに出したら、すごく料理上手だと思われる!
・玄米のおいしさに改めて気づかされました。プチプチとした食感と素朴な味わいが口に広がり、昔食べた時よりもおいしく感じました。
・農薬や添加物など日頃ほとんど気にかけたことがなかったので、これからは興味をもって調べてみたいと思いました。
・大野さんのおだやかな空気感に包まれた教室で、予想外にやさしく料理ができあがりましたので、これからの家庭のメニューに追加したいと思います。