里山と暮らす応援講座 果樹編 第四回 「果樹林の管理方法と剪定技術」を開催しました。

2019.12.4 開催レポート


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第四回は、再び山口講師にご登場いただき、本格的に剪定技術の実習をしました。講師のデモンストレーションのあと、収穫したミカンの傷や病気、虫などの見分け方を学び、切るべき枝の見極めを実践しましたが、みなさん迷うことも多かったようです。それでも午後の柿の木での作業のころには、ずいぶん思い切りよく鋏を入れられるようになりました。最後は道沿いの柿の大木を、講師の指示で西川さんがチェーンソーで大胆に剪定する大きなおまけつきでした。講師からは「午後の皆様の感覚はすばらしいものです。みかん、かきは自信を持って剪定できるようになっていると思います。」とお褒めの言葉をいただきました。


●みなさんの感想から

・とにかく山口先生のトーク内容がおもしろかった。果樹園を見る目が今後変化しそうです。
・剪定、初めてのことでしたが、実習してみて少しはわかるようになった気がします。すぐ忘れてしまいそうなので、また実習したいです。
・水の道やいきおいがあったり、日があたらなかったら葉が弱るなど。元気になる方法を考えながら、どんな姿になるか想像しながら切るのは難しいです。
・思い切りよく大胆に。基本の7つの切るべき枝を忘れなければこわくない。来春の芽吹き、開花、結実が楽しみです。もし失敗してもまた再来年。
・実家で見よう見まねで実施してみますが、結果が出て初めて理解できるのだろうと思います。成功の結果がでるまで10年ぐらいかかりそう。
・切っているうちに他の木の枯枝や下垂枝が気になり始め、少しだけ先生の気持ちをわかった気になれて、面白かったです。

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