里山と暮らす応援講座 果樹編 最終回 「果樹林の手入実習」&交流会 を開催しました。

2020.1.7 開催レポート


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最終回の講座は、これまで学んできた内容の総合実習です。みなさんすっかり剪定の目が養われてきたので、今回はフィールドで一番多い梅の木での実践にチャレンジです。手入れ不足の多くの梅は大手術が必要で、それぞれ担当した木の枝と対話するように、ノコギリを入れていきました。日照確保のために一部は伐採も行い、太い枝を何本も落とせば、少しずつ教科書に近い樹形に近づいていきました。ユズやイチジク栽培のアドバイスもいただいて講座は無事終了し、夕暮れからは焚火を囲んでの交流会を開催しました。講師お手製の簡単へびパンや、ユズジャムづくりも同時並行して、たいへん楽しいひと時をすごしました。


●みなさんの感想から

・前回とは違い、迷うことが少し減り、剪定できるようになったのは、先生の丁寧な説明のおかげです。
・梅の庭園用の植木の剪定と、果樹の剪定のちがいがわかったのも興味深かったです。これから木を見る目が変わると思います。楽しみです。
・今まで本を見たりして分かった気になっていたり、いざ実行してみると、さてどうかと思うことだらけで、今日の研修はよく参考になりました。
・無農薬で育てたいので、虫・病気の知識は必要だと。知りたいことがいっぱいです。サルナシの回りの草を取る大切さも痛感しました。やる気が出ました♪
・先生のお話し楽しかったです。本物のもつ魅力、植物を育てることが好きということが伝わってきました。
・「枝せん定、みんなで切ればこわくない」一人ではなかなか手が出ませんが、みんなで行えば里山の風景も変わるすばらしさ。来年の収穫が楽しみです。

●山口講師より
・うめ大木剪定はお疲れ様でした。日照がいかに重要か実感していただけたかと思います。幼木から剪定をしておくと、大木を切る事がないので、今回の経験を今後の里山樹木の管理に活かしていただければと思います。梅の花の状況を観察するついでに、またやってきます。

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