里山倶楽部自然農場日記2月号 NO133

2020.2.1


しいたけ内藤

里山倶楽部自然農場日記2月号 NO133

 

野菜セットの販売終了のお知らせ

 

平素は自然農場の野菜セットをご利用いただきありがとうございます。

この度はたいへん残念なお知らせをしなければなりません。現行の野菜セット(約10品種、3,000円)の販売をこの2月いっぱいで終了させていただきたく思います。野菜セットを定期的にお送りするには年間70種類以上の野菜を生産しなければなりません。残念ながら年齢には勝てず、多品種の野菜を完全無農薬で生産することが困難になってきたことが大きな理由です。

3月より、半分程度の品種の生産に切り替えます。今後は週に1回、土曜日夜に農場の様子や販売できる野菜の品種と価格をメールやラインで配信します。また里山倶楽部のホームページ(鈴木さんの無農薬野菜)にも紹介します。お客様はそれを見てご入用の野菜があれば、月曜日までに注文していただく方法で販売いたします。発送は週1回木曜日を予定しています。もちろん少品種でもこれまで通りの定期発送をご希望の場合はお受けいたします(品種に応じた価格となります)。

上記ご希望の方はご連絡下さい。詳細を説明させていただきます。

 

電話 090-1757-0512(鈴木)

メール kei-hyakusyo-0913@docomo.ne.jp

 

里山倶楽部自然農場を始めて11年になります。そしてセット野菜でのお付き合いも11年あまり。10年ひと昔と言いますが長い間、ありがとうございました。皆様の応援があったからこそ、無農薬農業が続けてこられました。形は変わりますが、これからもEM自然農法を追求していく所存です。EM自然農法を学んでいただく場として始めたスモールファーム自給塾も次年度で6期となり、こちらも力を入れていきたく思います。

今後とも応援いただければ、スタッフ一同望外の幸せです。

 

2020年1月20日  里山倶楽部自然農場 鈴木

スタッフ一同

 

野菜セットのお客様にお送りした案内文です。10年以上野菜セットを中心に販売してきた里山倶楽部自然農場も大きな曲がり角に来ました。文中にありますようにセットを組むためには年間70種類以上の野菜の栽培をしなければなりません。例えば玉ねぎを例にとれば、早生玉ねぎ、晩生玉ねぎ、赤玉ねぎで玉ねぎだけで3種類になります。また春と秋の端境期に10種類以上の野菜を提供するのがとても大変で、「毎週鷹の爪が入っていても料理できない」というようなお叱りをうけたこともありました。またこの10年間、「顔の見えるつながりを大事に、個人のお客様を大事に」をモットーにやってきましたが、「野菜を送る→対価が振り込まれる」という機械的な関係になってしまい、どことなくしっくりこないものを感じていました。ここで思い切って多品種少量生産から少品種ちょっと多目の生産に切り替え、販売先も個人だけでなくもっと間口を広げて販売していきたい。

そして今後一層力を注いでいきたいのが「スモールファーム自給塾」です。私が20年間培ってきた無農薬農業の心と技術を後輩に伝えていきたい。それが私の人生のまとめになってくれればいいなー。たくさんの後輩たちが里山で無農薬農業を実践し、放棄田がなくなって里山が活性化される、そんな夢の実現に向かっていく所存です。

 

お客様の声

 

今回入れてくださっていたほうれん草、美味しすぎました。あんなに甘いほうれん草があるのですね!今晩のおかずは、鈴木さんの野菜フルコースだったのですがみんなの手が止まらず(笑)写真を撮ってる間になくなってしまう勢いでした!      (Sさま)

 

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