里山倶楽部自然農場日記4月号 N0135

2020.3.29


夏野菜の準備

毎日毎日コロナコロナで世界は騒然としています。自然の中にどっぷりつかっている私たちにとって手洗いやうがいよりももっと大事な事がある事に最近気付きました。

先日チェーンメールと称される偽りメール(後日知りました。)が私のところにも回ってきました。私も少しは疑問を感じましたが、とても大事なことが書かれてあり、たとえフェイクでもたくさんの人に知ってもらうべき内容が含まれていると感じたので早速拡散しました。

そのメールが主に主張していることは「コロナウイルスに対抗するには体を冷やすな。冷たいもの厳禁。体を温めなさい。」ということです。現代人が忘れている大切なことを教えてくれていると思います。

現代人は便利さを追求するあまり、偽りの食生活にどっぷりと浸かってしまった結果、基礎体温が低い人が多くなっているそうです。基礎体温が高い低いはその人の免疫力を知る大切なシグナル。人間の体温はとっても大事で基礎体温を高めておくことは外敵から守る重要な要素の一つ。がん治療にも温熱療法というのがあります。体温を上げることにより異物を排除する力を人間は持っていると言われています。風邪をひいて熱が出たからと言って簡単に解熱剤を使用してはいけません。もちろん40度以上の高熱の場合はその限りではありませんが。熱が出るという事は体の毒素を体外に出す浄化作用と考えるべきで、むしろ喜ばなければなりません。

今回のチェーンメールはそういう意味でとても示唆に富むメールなのです。

体温を上げるにはまず食べ物から。化学物質、添加物の少ないものを食べる。→ 無農薬のお米や野菜。そして冬に夏の野菜を食べない。キュウリやトマトは体を冷やす野菜です。また糖質制限と称してお米を食べないのも体温を下げる要因と言われています。そして十分な睡眠。

ヒートショックプロテインという言葉ご存知ですか?

高めの温度のお風呂に汗が出るほど入浴することにより体温を上げる方法です。これいいですよ。私も週2回程実行しています。

1通のメールからとても大切なことを教えてもらいました。

コロナ対策でもう一つ感じた事。それは「外に出るな」という政府のプロパガンダです。あまりに日常生活からかけ離れた生活を長期にするとストレスの蓄積は尋常ではなくなってしまいます。それによる免疫力の低下は想像以上のものとなるでしょう。ここは一番、「1週間に1度は里山へ行く」のをお勧めします。心も体もリフレッシュすることを考えましょう。今こそ「里山的生き方、暮らし方」を探してみてはいかがでしょうか?

パンデミックが宣言された今、じたばたしても始まりません。このウイルスは人間の今までの生き方を変えなさいというシグナルと捉えて新しい生き方を模索する良いチャンスだと考えます。

前向きにとらえて生きて行きましょう!人間はなにか大きな困難にぶつからないと簡単に生き方を変えることができない動物なのだから・・・。

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