里山と暮らす応援講座 ~防災編~
11月1日(日)
「災害時に活きる救急法と、暮らしの中の安全管理」
朝一番、プロボノの皆さんも一緒に、まずはこれまでの“ヒヤリハット”を出し 合って暮らしの中の様々な危険を思い起こすことから始めました。苫講師からの応急手当や危険な動植物などの座学は、毎年同じといいつつ、忘れていることも多々あります。午後は野外に出ての実地シミュレーション。ケガや病気、その場 の人数、天候などいろいろな場面を想定して行った3回の実地練習は、たいへん 勉強になりました。傷病者役の迫真の演技に通りかかった人から「大丈夫です か!?」の声がかかったほどでしたが、それだけリアルに、でも楽しく体験がで き、とても大事な内容だったとみんなで認識を新たにしました。
(参加者の感想より)
・何度聞いてもなかなか身についてないんだということが、シミュレーションし てみて初めてわかった。今日帰ってすぐやろうと思ったのは、防災グッズの中に 救急セットを追加することです。
・二回目なのだけど、一回目のことを思い出せてよかった。実習するとよくわか ります。
・午後のシミュレーションは適度な緊張感と笑いの中で、とっさの判断をくださ なければならないので大変でした。何を優先すべきか?まずとるべき処置は?場数を踏むことより、このようにロールプレイでも効果が上がるのではないでしょ うか。
(みなさんのヒヤリハット体験)
・山で方向感覚を失ってはぐれた。
・山道でハチに刺された。病院は近くにない。
・娘が小さい頃、道を歩きながらアメを食べていてのどに詰まった。
・枝をとってるときに顔にあたりそうになっ た。
・足もとを気にしすぎて頭上の枝や物でケガをした。