里山と暮らす応援講座 最終回 「災害ボランティア」について学びました。

2021.3.28 開催レポート


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里山と暮らす応援講座 ~防災編~
3月 7日(日)
「里山林の災害復旧体験&災害ボランティア」

緊急事態宣言で二回の延期を余儀なくされた最終回を、やっと開催することが できました。今回の講師は森林保全の老舗「日本森林ボランティア協会」からの お二人でした。来年が創立25年目になる協会の災害ボランティアは、2004年の出 石町の台風からはじまり、東日本大震災はもちろんのこと、数々の台風被害や中 越地震、大阪北部地震など多くの災害支援に取り組まれてきました。現場でしか わからない生々しい経験や苦労、被災者への心配り、その後の研修など、頭のさ がるお話に参加者一同おどろきながら聞き入りました。
午後は持尾の災害復旧現場を見て、果樹林下部の道普請を行いました。慣れた 手つきのチェーンソー&道具さばきに予定以上の小道ができあがりました。今回 は二度の延期で参加者が少なくなってしまいましたが、災害ボランティアのお話 はもっと多くの人と共有したい内容なので、ぜひ次の機会を作りたいと思います。

(参加者&講師の感想より)

・山主さんの山の復旧はやったことがありましたが、災害ボランティアは経験あ りませんでしたので、とても興味深く話を聞かせていただきました。身近に災害 が起こった時の参考にさせていただきます。

・災害時、自分にどんなスキルがあり、復興の手伝いができるか考えた時、 チェーンソーが使えるという視点は新たなものでした。

・災害ボランティアの実践の話は経験談なので話す自信はあったが、災害現場の アドバイス等はまったくの素人なので正直困っていた。ただ道づくり作業に関し ては、一応かっこうついたかなと安心した。なつかしい現場、(かぼちゃの 家)、なつかしいメンバーとご一緒できて楽しかったです。また何かあれば気軽 に声をかけてください。(山本講師)

・私は一人で災害ボランティアをしているのではなく、仲間に助けていただいて 色々と教えていただきながらやってきています。(お休みだった)防災士の植村 さんからは、もっと違うお話が聞けたのでしょうね。残念でした。土砂災害現 場、どうしたらいいのかな~という難しい現場でした。(入江講師)

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