里山倶楽部自然農場日記6月号 NO148

2021.5.26


ブロッコリー

1回も欠かさず続いてきた農場日記も先月(5月号)は不覚にも書くことができませんでした。チャコールの原稿の締め切りが15日。5月号は4月15日が締め切りという事になるのですが、スモールファーム自給塾が今年から2回になりました。今年は第1回の土曜コースが4月10日、火曜コースが4月13日。2回連続の試みは初めてのため計画、企画、進行に頭が一杯。10日、13日に第1回目の塾が無事に終わったとたん全て頭が空っぽになってしまい、日記を投稿することに気付いたのが16日。1日遅れで投稿しても受け付けてくれたのでしょうが、書く気力がわかず断念しました。すいません!長々の言い訳でした。

 

相変わらず異常な気候が続いています。例年ですと5月は五月晴れといって安定した気候が続くのが普通です。そのため毎年夏野菜の定植がスムーズに進みます。ところが今年は雨が多い。雨だけでなく強風が吹き荒れる日も多い。

5月12日には、九州地方は梅雨に入ったそうです。平年より19日も早いのだそうです。

こんなに早く梅雨入りして今年の梅雨は一体どうなるんでしょう?恐ろしいです。

5月は夏野菜の種まき、定植の一番重要な季節です。ところが雨が多いため作業が大幅に遅れてしまっています(5月15日現在)。心は焦れど焦っても問題は解決しません。自然相手には自然の御心通りに従うしかありません。さらに作業遅れに輪をかけて襲ってきたのが強風です。農場は雑草対策にマルチを使う事が多いのですが、せっかくマルチを設置して野菜を定植したのに強風のためマルチが吹き飛ばされてしまう。定植した野菜がマルチにこすれて枯れたり、何とか残った野菜のためにマルチの設営をやり直したり。作業遅れに輪をかけて余分な仕事が増えてしまいました。

もう1話、自然を甘くみた故のしっぺ返しのお話。

4月のはじめ桜も散り暖かい日が続いたのでもう大丈夫と思い定植近いかぼちゃをハウスから外に出しておいたのです。そんなある日夕方からとっても寒くなり、これはひょっとして霜が降りる?と思ったまではよかったのですが、桜も散ったくらいの暖かくなった季節なんだからとたかをくくって何もせずに家へ帰ったのです。翌朝ポットに植わっているかぼちゃを見てがっくり。全て霜にやられて焼けたように茶色に変色してしまってます。遅霜にやられてしまったのです。がっくり‼ 自然をあなどった結果をもろに見せつけられました。

数年続いている異常気象が今年も続いているようです。

 

話題を変えて明るい?話題を。

私もいいよいよYouTubeにデビューしました。主に私がやっているEM自然農法による無農薬農業の技術の紹介動画です。なぜ私がYouTubeに?もちろん広告料をもらいたためではありません。以前、ある人から次のような指摘を受けました。「スモールファーム自給塾はうまくいってるようだが、欠点が一つ。それはスモールファーム自給塾を卒業してイポイポ村で活動している塾生とは卒業後も交流があるが、それ以外の塾生とは凧の糸が切れたように無縁になってしまっている。」そうだよねー、せっかくご縁があって出会いがあったのに。もっとそのご縁を大切にしたいもの。そこで思いついたのが、スモールファーム自給塾は毎期それぞれのグループラインを作ります。そのラインを通して情報の伝達をします。そのラインは卒業しても残っています。そのライン上に私の拙い動画を配信しては?それを見てくれることにより私とのつながりが復活するのではと思ったのです。配信した動画はもう7本になりました。時々懐かしい塾生から感想の便りをいただきます。嬉しい事です!!

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