7月11日(日)里山と暮らす応援講座
~きのこの世界/里山の雑木林は菌活パラダイス!~
5月から2回の延期を経てやっと開催できた応援講座、初回のテーマは「きのこ」 と少々マニアックですが定員を増員する人気になりました。
もう一つの人気は SDGsを学ぶこと。言葉はよく聞くが内容は??ということで、午前は河南町の公民館で、モデル都市である富田林市の大堀講師にSDGsの概要や行政の取組みを、 丸山講師には“きのことSDGs”という難題を楽しくお話いただきました。
午後は斯波さん山に出かけて竹の伐採作業を行い、「G13.気候変動に具体的な対策を」というSDGsのゴールに微力ながら貢献?しました。
CO2を固定してくれる雑木林を歩くと、足元に様々なキノコを発見(最終的には40種も!)。不思議なきのこワールドに引き込まれ、みなさん、小さなきのこと大きな地球のつながりも発見していただいたようです。
<参加者の感想より>
SDGsについて
・これほど近くに先駆的な取り組みをしている自治体があることを知り、個人が自分事と捉え、持続可能な地球について考え行動することが大切と感じました。
・人によっていろんな考え方もあるので一言ではまとまらないですね。誰もが何かの形で関わっていることに、気づいていないことも多くあると感じています。
・生活の中で何をすればいいか時々考えるのですが、なかなかむずかしいです。 でも里山をお手本にしています。
・この数年、話としては聞かされているのですが、今日はとてもわかりやすかっ たです。特にきのことの関係については切り口がとてもおもしろかったです。
竹の間伐&きのこについて
・竹の間伐は、ずいぶんと前に応援講座で教えてもらった内容を思い出し、やはり実践が一番と感じました。
・山道をどう歩けば疲れにくいか、ノコギリの扱い方、どのタイミングで休憩をとるべきか、身体だけでなく頭を使いながら学べる機会となりました。
・登り坂がきつくて大変でしたが、たくさんのきのこを見れて楽しかったです。 まつたけ・しめじ以外、いろんな種類があるのでびっくりしました。
・「きのこ目」で探すことに夢中になり、たくさんきのこが生えているところ、 生えていないところもあり、なぜ違うのかも不思議でした。
・コロナに疲れた心には、 里山の風景、においが染み込みます。1時間あまりで あんなにもたくさんの種類がみつかり驚いています。
・きのこが集まると地球環境にも影響を与えることが非常に興味深く感じまし た。きのこをまじまじと眺め手に触れる経験は、新鮮で楽しい時間でした。
・大きなアカヤマドリ、ヤマドリタケモドキ、うれしい。イノシシ君が先に食べ ちゃうから、食用は見ないってことあり?とっても素敵な先生でした。
・キノコに夢中になっている先生を観察するのが楽しかったです。SDGsは人間が見た世界ですが、ひょっとしたら将来、菌類が支配する世界もあり得るのかな?
・きのこの名前を覚えるのは大変ですが、一つずつでも…。きのこは地球でつながっているように人間も…。