SDGs生きもの編「植物の世界」を開催しました。

2021.9.1 開催レポート


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7月24日(土)里山と暮らす応援講座
~植物の世界/在来種と外来種、生存戦略と草刈りイロハ~

「SDGs生きもの編」の2回目は植物がテーマです。公民館の座学のゲストスピーカーはエスペックミック㈱の山口氏、在来種をつかった緑化資材やシステムづくりのお話はたいへん示唆に富んで印象的で、昆虫標本解説のオマケまでありました。続いて飯島講師からは植物にまつわる文化や歴史の紹介があり、午後の観察会に向けたワクワク度がアップ。果樹林からヒノキ林、持尾城址とゆっくり歩きながらさまざまな植物に出会うことができました。最後にみんなで道沿いの草刈り作業を行い、SDGsのゴール15 “陸の豊かさを守ろう”にもちょっぴり貢献して一 日を終了しました。

<みなさんの感想より>

・緑化資材のお話はすごく興味を持ちました。今まで気づかずに当たり前のように見えていた風景も、人の知恵がつまっていることを知りました。

・在来種での緑化の話を興味深く聞かせてもらいました。特に茶草場のススキを利用したお話に感動しました。

・外来種が高速道路の法面や屋上緑化に使われていたりと、まだまだ使い安さを重視していると感じた。そういうことをメディアでもどんどん発信してほしい。

・ハチが食を保ってくれているのに感謝。インドネシアの貧困をなくそうに感銘しました。歴史、万葉集、特に丹生・水銀の話が興味深かったです。

・様々な植物を観察しながら、その生態や形質の理由を知ることができ、植物全般への興味がさらに向上しました。

・人間が生活し食料とするための植物に関わってたが、生態的な見地には入り込めていなかった。農業とはまた違った勉強をさせていただき有意義でした。

・身近の植物の名前をいかに知らなかったか。今日は、ああそんな名前だったんだと思いながら、なんと楽しかったことでしょう。

・植物に関連したいろんな話が楽しかったです。いつもの場所でいつものようなことをしてても、いつもの時間とちょっと違う空気が流れたのがよかったです。

・毎回専門の人を呼んできて、その都度、日ごろ聞けない話が聞けてよかったと思う。知っている植物がいくつかあってよかった。

・両先生のお話は各々の先生の雰囲気もあり、すごく楽しかったです。今日はすばらしい一日をありがとうございました。

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