9月23日(木祝)里山と暮らす応援講座
~動物の世界/逞しき獣たちの生きる道~
今回のテーマは「動物」と「G11住み続けれられるまちづくりを」です。
積水ハウスの佐々木さんのお話は、先進的な企業の取組みやその中での個人のスタンスについてなど、考えさせられ感銘をうける内容でした。生物多様性センターの幸田講師からは“ワンヘルス”などのお話を聞き、午後は動物の痕跡をさがしながら先日に仕掛けた自動撮影カメラを回収しました。
里山作業はイノシシとバトルしている栗林の道普請です。そのイノシシは斯波さん山と野々上さん山の動画の中にヌタバのようすがばっちり写っており、他にもアナグマ、テン、ウサギ、アライグマ、コジュケイ、ノネコ、ニンゲンと様々な動物たちの姿を確認できました。
そんな動物たちと共存できるまちづくりをどうするか、今回もなかなか奥の深い内容になりました。
<みなさんの感想より>
・SDGsに対する企業の取組みが最近変わってきていることを教えていただき、認識をあらたにしました。
・企業もSDGsを利用していて、また個人である会社員も企業を利用していける、という言葉に妙に納得しました。
・SDGsの本質的な目的を健康診断で例えた点が非常にわかりやすく、自身でも、いかに他の人に共感いただき、一緒に行動を起こしていくか深めていきたい。
・利潤を追求する企業の体質は、基本的には大きく変わらないものと思いますが、企業内の世間にたいするPR方法の仕様が変わってきている感がしました。
・バードストライクなどヒト以外に不利益をおこさない環境を、企業の方も協力して発信していただけたらうれしいです。
・ぼーっとやってたベランダの植木が環境に影響しているのを具体的に意識でき大きな視点で考えて、目的意識がもてたのがよかったです。
・多様な生物と共存していくための様々な視点を学んだ。私たち人間の都合で “害”とされているケモノ達、共生していくことは難しいのか…。
・PMの里山での体験で、改めて保全は簡単ではないと実感しました。今日の体験を今後の自分に生かしていけたらと思います。
・アナグマのイチジクパンチの映像がかわいかった。one health みんなつながっている、自分が周りの人に働きかけるキーワードになると思った。
・里山の動物たちは、身近にいながらその普段の生態を見ることが難しかったので、今回映像で確認でき、非常に楽しく学ぶことができました。
・いかに人間社会と動物社会との間に線を引き、人間にとって快適な空間を創造していくかが今後の課題であるとも思います。
・人間側からの共存という概念ではなく、動物側からの共存という考え方がないと、うまくいかないのではと思いました。
・すべての生きものがかかわりあって地球の今を作っていることがよくわかりました。動物たちの自然な姿を心からほほえましく思い、癒されました。
・私たちの個人の力もたくさん集まれば大きな力になります。その力を信じて、より住みやすい地球を作ってゆく、自然のもつ大きな力を信じて守ってゆく。