旧暦と暮らす 七夕編 を開催しました。

2022.7.27 開催レポート


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7月3日(日)旧暦と暮らす 七夕編
~さとあす※イベント~

※里山倶楽部とASPA(南太平洋協会)とのコラボ企画、今回が初開催です。

里山倶楽部のさまざまな活動は、旧暦や地元の歳時記をベースに企画されていることが多いですが、その「旧暦」を最初に教えてもらった南太平洋協会(ASPA)さんと、コラボイベントを開催することができました。里山倶楽部は「旧暦」をもっと学びたい、ASPAさんは「里山」で旧暦の実践がしたい、というお互いの願いをかなえた夢の企画です。

記念すべき第一回のテーマは“七夕”。といっても本当の七夕は旧暦の七月七日、 新暦では8月4日なので、梅雨も明けて織姫と彦星もちゃんと出会える季節になり ます。当日はASPAの栗原講師からそんな旧暦の基本や興味深いお話を教えていただくことから始まりました。日の暮れないうちに七夕用の竹を切って願いごとの 短冊をみんなで飾り付け、今の季節ならではのお菓子“水無月”をいただいて昼の部が終了です。

あいまに“半夏生”の由来植物「カラスビシャク」を観察し、夜の部からの参加者を迎えて、今度は七夕の「食」について旧暦からのお話をききました。お待ちかねの夕食は、五色そうめんなどの料理班と、竹の器&竹箸作り班 に手分けして作りました。食後の星空は残念ながら曇って見えませんでしたが、 タブレットのアプリで天の川の方角などを確認し、最後は手作りの“半夏生餅”の素朴な味でしめくくり、盛沢山で大満足の一日でした。

<みなさんの感想より>

・旧暦と農の有用さを双方学習できて満足です。農を大切に地球環境保護、温暖化をいかに克服するかが大きな今後の課題だと思います。

・決まった時間内でいろいろと濃い内容でした。ちょっと遠くて山の中でびっくりしましたが、山の匂いというか香りとか、なつかしい感じ。

・めっちゃ楽しかった。水無月おいしかった。お話がよかったけどちょっとねてた。クルミの木を初めて見た。(小学5年生)

・何も知らずに星空を見るだけでなく、旧暦の話や里山の食事のことなど聞きながらでしたので、とても自然とのふれあいを感じられました。

・森林の中で季節のお話を聞いたり食事を作ったり、本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。雨が降らなくて良かったです。

・やさしく半夏生のことや星の観察もレクチャーしてくださり、夏の一日、素敵な時間が過ごせました。竹のうつわ作りも童心に帰って楽しかったです。

・小さいころに祖父が竹で竹馬を作ってくれたことを思い出し、記憶がよみがえりました。旧暦の日に星空を眺めてみようと思います。

・空が曇っていて星が見えなかったのが残念でしたが、今回はカラスビシャクを実際にフィールドでみつけることができたのが最大の収穫でした。

・旧暦カレンダーや半夏生のお話から、夢のからすびしゃくにめぐりあえて感激しました。そして小麦餅。史上最高の半夏生をありがとうございました。

・今日は初めて参加しましたが貴重な体験で大変有意義でした。旧暦も興味があり、里山俱楽部も田舎の大分県の小さい時を思い出し懐かしく感じました。

・半夏生餅、心を込めて作ってくださったこと感謝です。講義をきいているだけではわからない実体験を通し、旧暦も里山活動も身につきますね。

・コラボ内容はとても良かったです。内容たっぷりだったので参加者同士の交流が少なかったですが、座学と実践の割合もちょうどだったと思います。

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