12月11日(日)里山と暮らす応援講座 森創り編
~樹木の収穫を体験しよう~
森創り編もいよいよ大詰め、林業本職の前代表・西村講師にお出ましいただき、午前は林業に携わるきっかけから日本の森の将来までのお話、幅広い意見交換で盛り上がりました。午後は斯波さん山で、今後10年の森づくり計画を現地確認し、講師にもOKをもらって、記念すべき一本目を講師みずから伐採してもらいました。細かな配慮とダイナミックな手さばきのプロの技を目の前にして感動したあとは、みんなで玉切り&枝葉をかたづけて来月の利用に備えました。伐採木の年輪を数えると20数年、ちょうど全伐した頃と合致し、昔をご存知の受講生はとても感慨深げでした。
<みなさんの感想より>
・日本の林業の現状について考えさせられた。だれかが手入れしないと山は荒れていくだけ。原木の伐採では西村先生の熟練の技が見られて良かったです。
・どの木が何年生きてるとか、間隔があいてるから太陽があたるとか、今まで考えたことがなかった。これからはそういう視点で山の中を見てみたいと思った。
・日本の林業のこれからをしっかり考えなければと思いました。伐木の技術についてはしっかり学びたい。生の木は本当に重いです。だから危険なのですね。
・林業のすごさよ!チェーンソーを持った時の重さ。0無、1知る、10体験、100、100にすることの大変さ。まずは応援講座で色々な10を作りたい。
・山のどの木を残してどの木を倒すかを、その方法も含めて考える機会は新鮮だった。自分の見てきたドイツの森林の状況との対比がおもしろかった。
・30年前、刃砥ぎをしながら、辻谷さんのよもやま話を聞いたのがなつかしいです。その頃切った木がまた育っているのに安心しました。
・木の伐採、プロの技にほれぼれしました。いろんなことを考えた上での伐採、かっこよかったです。午前のお話では、林業のあれこれを考えさせられました。
・西村さんの技にはとても感動しました。場所による作業の仕方、景色の変化、また木の大きさなどすべての面でちがうことがわかりました。