7月14日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~土中の生態系を知ろう~
今回は、毎年ファンが増える丸山講師を迎えて土中生態系とキノコについて学びました。わかりやすくて楽しい座学で基礎知識を得たあと、斯波さん山まで歩く道すがら、たくさんのキノコを観察しました。いずれも美しく不思議な姿形ですが、当初は小さなものばかり、今日はこんな感じかなと思っていたら、斯波さん山でクライマックスが待ち構えていました。座学で聞いた「フェアリーリング」の実物、それも直径10m以上はあろうかという特大サイズ(白いテングタケそのものも直径10㎝!)を目の当たりにし、講師も含めて大感動しました。観察後は先月に田植えした棚田の田草とりに取組み、稲の生長をしっかり確認しました。
本日は猛暑をさけた午後はじまりで、夕方には美味しいキノコカレーに舌鼓をうち、丸山講師のギターを聞きながら一日の振り返り、そして最後にホタル観賞をして夏の里山を楽しみつくしました。
・キノコはなぜこんなに興味関心の対象になるのでしょうか?毎年キノコ狩りに行って食中毒になる人が出るのもとても不思議。不思議なことだらけの一日でした。あと、稲が少し成長している姿をみて嬉しかったです。
・「キノコの興味は何ですか?」と先生に聞かれて、「興味?」と驚いてしまいましたが…講義を聞いていると知らないことだらけで、逆に興味が湧きました。田草取りは自分が植えた苗が成長していて嬉しかったです。
・キノコの生態の奥深さに驚いた。まだまだ未知の世界があること、フェアリーリングを見れたことにラッキーであった。田んぼは稲の生長を感じることができた。
・先生の解説付きで名前も教えていただくと記憶によく残る。今日良かったのは、座学で教わったばかりの菌輪がすぐ見れたこと。「フェアリーリング」って何回も言いたくなる。ちゃんと覚えました!
・植物と菌類の共生についてのお話がとても不思議でした。地面の下で私たちが気もつかないところでつながっているなんて、とてもステキなお話でした。「菌根ネットワーク」ひとつ大切な言葉が増えました。
・キノコというと食べる、これが一番先に思いつくけれど、山で採って食べることは考えないです。里山にもあんなにたくさんのキノコがあるのに、ほとんどが食べれないことにも驚き!
・先月植えた苗が大きくそだっていて感動!この世の中は菌類でできているくらい多くの種があることも知りませんでしたし、キノコはすごい!
・神秘的なキノコをあんなに見たのは初めてでしたが、美しさに魅了されました。田草取り、なつかしい畔の雑草たちに出会えたのも私には楽しい経験でした。先生のBGM付き振り返りタイムも含めて大変楽しい体験になりました。