8月12日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~救急法を学ぼう!~
毎年、夏の酷暑の時期は笘講師に来ていただき、室内座学と木陰シミュレーションで救急法を学んでいます。ケガや病気の応急手当はもちろん、野外での危険に対する心構えと基礎知識を座学で、そして三角巾の使い方や骨折の対応などは参加者がペアになって実習します。頭に包帯を巻いて恒例の記念写真を撮ったあとは、いつもの斯波さん山へ。傷病者と救急者の2班に分かれてのシミュレーションは、直接の手当ての方法だけでなく、それぞれがどんな気持ちになるか、どうすれば不安か安心か、パニックになる心境など、リアルな現場ならではの貴重な体験です。真剣なお芝居に笑いながらの実習ですが、その体験を今後にしっかり活かせるという実感をみなさん持っていただいたようです。一日の終わりは田んぼで泥染め体験、すてきな仕上がりの手ぬぐいやTシャツと一緒に、里山の安全への気持ちもお持ち帰りいただきました。
・三角巾の使い方を学べたのは大変有意義でした。現地での実地訓練は自分たちの判断が求められ、「当惑する」ことが学べたことが第一でした。経口補水液の作り方をふくめ、実際に体験として獲得する実習の有効性を再認識しました。
・救急法、知っているのと知らないのとでは本当に違うと思います。まずは冷静に周りを見て自分が落ち着くことからはじめ、パニックをふせぐ。むずかしいとは思いますが…勉強したいと思いました。
・シミュレーションではみんなに嫌われバイキンマンの気持ちがわかりました。救護する方、される方、そしてそれを見ている客観的な視点を、自分のものにできて、とてもお得な一日でした。
・植物-とげのあるもの、皮膚のかぶれ、いやですね。動物-へび、ケムシ、八等いやなものばかり。三角巾の応用、役に立ちます。山での講習はおもしろかったです。パニックになります。泥染めもう少しやりたいです。
・パニックにならず落ち着くことが大事、まず状況を把握することが大事、一人よりは複数で協力することが大事。声を掛けられることの重要性、助けられる側も声を掛けられることで自分の状況、周りの状況を把握することができる。
・今日は初めて救急講習に参加させていただきました。山も海も大好きなので、ケガのないように気をつけたい。染めものはこれまで4,5回させてもらって、自然物の色で生活の中で使えてうれしいです。
・お芝居とわかっていても、たった今聞いて勉強したにも関わらず実践できないのと、想定外のことに、パニックになってしまう様子がすごくリアルでびっくりしました。くるみ染め、4度目にして思い通りにできて大満足です。
・今日のこの講座はたくさんの人に受けてもらいたいと思います。知識と経験(1回でも)があると、たすける側の一歩が踏み出せそうな気になりました学び多き有意義な時間でした。三角巾べんり!