9月15日(日)里山と暮らす応援講座 源流の森と棚田編
~草刈りを極めよう!~
まだまだ気温が高いですが、少しだけ秋の気配を感じる今回は、里山活動で必須の草刈りを極めることがテーマです。まずは敵?を知ることからと、愛でる対象としての草花や草地のようすを観察することから始めました。環境によって生える草が異なること、目的によって刈る時期や刈り方を考えることなど、目からウロコが落ちた人も多かったようです。鎌の研ぎ方や刈払機の基本をレクチャーし、午後は斯波さん山に出かけて、いよいよ刈払機の実体験です。経験のある人や刈払機講習の受講者と、今回初体験(に近い)の人の2班に分かれて実習を行いました。初めての人はおっかなびっくり、経験のある人は忘れていたり勘違いしていたことを再確認しながら、短時間でしたがしっかり体験いただきました。締めくくりは初心に帰って手鎌で棚田の畦を刈り、来月の稲刈りにそなえました。
・本日新しく覚えた草の名前3つ。ゲンノショウコ、ヒレタゴボウ、キツネノマゴ。刈払機は初めての挑戦でした。へっぴり腰で不格好極まりなかったと思います。やはりまだ自分一人で使うには怖いかな、という感じです
・草の利用など“天地”の恵みを活かす生活をしたいと思い参加しました。秋の七草が民家の近くに残っていたように、人の営みも自然の一部でありたいと思います。
・刈払機について、いい復習になりました。場面が違うところの経験が必要と感じた。草木について、種類はなかなか覚えられない、分布は環境によるものだと奥が深い。お米が育っていてうれしかった。
・雑草はすべてが不要だと思っていました。少しずつ草の名前も覚えていきたいと思います。刈払機は講習後、初めて使用しましたが、やはり忘れていました。良い復習になりました。
・みなさん扱うものが危険なだけに真剣で、その分、鎌で草を刈るのがもどかしいように見えました。しかし、どれを刈るのか選んでいくのが、どれほど大変かもわかったように思います。
・刈払機を使って何年もたってくると、慣れたころにケガが多いという。このような機会にもう一度原点にかえって安全について考えることは、とても大切なことだと思います。今日ひとつだけ草の名前を持ち帰るのは「ミズヒキ」です。
・草の名前を9つ書き出して、すぐにでない。秋は愛でて春は食べる。鎌の研ぎ方→使ったあとは手入れが必要です。刈払機についてはもっと使いこなさないといけない
・刈払機の実技は熟練度別にわけ、「もっとこうした方が良い、ここが良かった」と教えてもらえたのが大変良かった。草刈するときもどんな草が生えているのか、何のために草刈りするのか、草刈りが必要か考えるようにしたい。
・「草刈りを極める」の回で、まさか草を知るところからスタートするとは!さすが里山倶楽部です!草とのあり方も考えながら草を刈るという視点がイイナと思いました。刈払機は三度目にもかかわらず、あらためて気づくことも多し…。