
4月20日(日)里山と暮らす応援講座 森と棚田のチカラ編
“里山”のチカラ ~流域全体から里山を観よう&春の草木染~
新年度の応援講座の第一回は“里山”のチカラをテーマに、午前の座学で大阪府生物多様性センターの土井講師に、流域の広い視点から森や樹木の役割や機能をお話いただきました。その後に実際の里山をぐるっと歩いたことで、初参加のみなさんも、講義の内容がすとんと入ってきたようです。持尾城址では昆虫同好会の方に出会ってミヤマカラスアゲハの美しさに感嘆、斯波さん山の雑木林では、樹木を調べる今どきの方法や、竹やどんぐりの木の見分け方など、新しい知識も学びました。最後はお楽しみの草木染、お昼に絞っておいた茜色の手ぬぐいで記念写真を撮りました。これからの一年が楽しみです。
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・講義もわかりやすく実際に自分の足で歩いて感じることができたので、より理解ができた。人が手を入れた後の森と、そうでないところの違いは特に体感できてよかった。里山⇔都市部の循環を考えてできることがあるというのが、すごく心に響いた。初めて見る植物も多くて楽しかった。
・自分がもし山をもったら、山を手入れする仲間とどんなことをしていくだろう?そんなことを想いながら今日のお話、フィールドワークに参加してました。竹の見分け方!さっそく自宅周辺を探索します!鳥の羽根、じっくり見なくちゃ…。森のなりたちや水の行方、散歩するだけでいろいろ発見ありますね。
・クヌギの場所がとても好きになりました。竹、スギ、ヒノキでうっそうとしている所をよく見ていたので、人が手入れすることで、こんなにも気持ちよく山ができるのだと可能性を感じました。スギ・ヒノキのところも伐採することで、小さい木や植物が出てきてうれしくなりました。
・うわべだけの知識、知らないことの多さに改めて気づきました。自然との共生、里山の重要さ、保全管理を常にしていく気長さ!人間だけではなく、あらゆる生物の生命に関わる、ずっと興味がありました。やっとその一部を知りました。後世に伝えていくのも使命かな?
・去年に続き2回目の参加でしたが、忘れてしまっていることも多かったです…。でも身近で学べる機会があること、とてもありがたいです。大きなくぬぎの木がとても印象深く心に残っています。茜染めも良い色に染まってホッとしました。今回も良い機会をありがとうございました。