<2016.10.1開催>
2016年、今年は雨の多い稲作でした。
10月1日(土)ようやくの収穫です。
最初は、みんなで稲刈り。
続いて、刈った稲を紐で束に結ぶ人、更に刈り進める、はざ木にかけていく人。
そして全力で、田んぼの生き物たちと遊ぶ子供たち。
「源流米パラダイス」では、時として“働かざる者食うべからず”、
そんなことわざを楽しむ様に、子供たちにも積極的に農作業に加わってもらいます。
それは経験だったり、学びだったり、貴重な機会?
毎日食べるお米一粒一粒に、そこには命の物語があり、育てるお百姓さんの姿があり、
何より、育てて収穫する喜びと、食べ物や命を大切にすること。
“棚田を渡る風、田んぼに入るあの足の感触、懐かしさと、新鮮さと、世代を超えた豊かな時間”、
大人も子供も、自然の命を大切にする里山倶楽部の田んぼだからこそ、出会えるたくさんのトキメキと、同じ釜の飯を食べるということ。
そして、この日の子供たちのお仕事は、田んぼの生態調査?
ビオトープ作りに夢中です! たくさんの生き物を発見し、刈り取りの終わった田んぼの隅に、小さな池を掘って、何種類もの生き物の放っていました。
みんなで働き、汗したあとは、待望のお昼御飯です♪
まるで、絵に描いた様な、見事なカニ穴の玄米ご飯が炊きあがりました。
この日のお料理番は、われらがシェフと、参加者もお手伝い。
お揃いの板前帽子を頭にのせて、おにぎりを大量生産🍙
まさに、同じ釜の飯!! 小さな板前さんたち、お仕事ごくろうさまでした。
腹ごしらえのあとは、もうひと頑張り。
刈った稲をすべて はざ木にかけ終えたら、ようやく収穫完了です。
台風の足音が、数日後に迫る中、稲を無事に収穫できたこと、本当にみなさんお疲れさまでした。
3時のおやつは、お米を原料にした、ポン菓子とおにぎりせんべいでした♡
いよいよ、次回は今年度の最終回。天日干しにしたお米の「脱穀」です。
お昼には、とれたての新米も食べますよ! 皆さんのご参加、おまちしております。
<参加者のご感想>
- ビオトープを作れて楽しかった。
- おにぎりを作るのが楽しかった。
- 田んぼが崩れたと聞いて、稲刈りがないかもと思ったが、自分たちで植えたお米の収穫を、自分たちでできてよかった。
- ここで、できたお米を食べる、作った人たちと食べれたこと、幸せ。微生物と仲良くなれた気がする。来た甲斐があった。子供たちが地元の住吉区ではできない経験をできた。
- お天気を心配したけど、大人の横で、子供たちが遊ぶ姿を見れるのがよかった。子供が満足し、大人もよかった。子供のうちに、自然に関わる機会をもっと作りたい。
- 今回来れてよかった。稲刈りを通して、米粒を踏まず、大事にすることを覚えてほしい。
- 今年は品種を変えたが、成長が思うようにいかないのは、谷あいで空が狭く、日照不足が原因。この冬には、周囲の整備を進めて、明るくしようと思う。みなさん、応援よろしくお願いします!(スタッフ)