<2016.10.15開催>
10月15日(土)ワークショップ里山日和♪
「焚き火と星と 新米Night ~@タキギコル~」
里山に夕暮れが迫ってきました。夕べ編と、ほっこり編、「焚き火と星と 新米Night」の始まりです。
集合は、夕方17時。
日に日に、日が短くなってきています。
慌てるでもなく、ゆっくりと動き出す、“里山日和♪”の時間。
焚き火をつけ、参加者の皆さんのお揃いを待って、それぞれの自己紹介から、スタートさせていきました。
この日の参加者は、スタッフ合わせて総勢23名。一周するだけでも、ひと時を要します。
そんな時間も楽しい時間。
一周まで、あと数人というところで、山際からお月さまが昇り始めました。
みんなで眺める「月の出」。
日の出を眺める機会はあっても、なかなか、月の出を眺める機会はありません。ついさっき出会ったばかりの仲間と一緒に、普段、いつの間にが空に浮かんでいるお月さまを、この日は、ゆっくりと眺めました。
お月さまも、ご来光と呼んでよいのでしょうか。昇るお月さまの美しさと、影ができるほどの、月明かりの明るさに、しばし心を奪われつつも、ぐるりと一周自己紹介を済ませ、お待ちかねの新米Nightに突入していきました。
主役は、へっついさん(かまど)の炊き立て「源流米パラダイス」の新米。
おかずは、かぼちゃの煮物や、里芋のたき物。揚げたての野菜の天ぷらなど「自然農場」の採れたてお野菜たち。
そして、驚きはイノシシの焼き肉。このお肉は、当日にあった集落のだんじり祭りで振る舞われた焼肉のおすそ分けを頂いたものです。
食卓に並んだ、旬の恵みと、豪華なお裾分け。
写真を撮らねば!と思った時には、もうほとんどか空っぽになっていました。
頂いた食材の命、お料理を作ってくださった里山シェフ、集った仲間に感謝です。
食後に、ひと時、思い思いのフリータイムを過ごし、夕べ編では、もう一つのサプライズ。
前回「焚き火と星と お月見音楽会」では雨が降り、お月さまの下では聴けなかったお月見音楽会のリベンジ!これ以上ないというほどの月夜に、バイオリンの音色を楽しみました。奏者はもちろん、里山キッズクラブスタッフの由良美咲子さんです。
月明かりに、飛行機雲が棚引く夜、♪クラシックや♪ひこうき雲、♪秋桜の演奏などを楽しみ、絵本「きょうは そらにまるいつき」と参加者のハーモニカで、名残惜しくも、愛おしくお月さまと過ごした夕べ編を閉じました。
続くほっこり編は、お泊り組が残ります。
時間を忘れ、心ゆくまで焚き火を囲んで語らい、眠りにつく頃には、お月さまがもう空高くに昇っていました。
焚き火にあたって飲む竹炭珈琲、美味しかったですね♡
下は生後5か月から、上は70代の諸先輩方まで、様々な人生の時間が、月明かりと焚き火の炎に溶け込んだ、今夜も素敵な里山日和でした♪
<参加者のご感想>
・ずっと、ここで育って住んでいるが、こんなに美しい月を見たことはめったにない。
・素晴らしい演奏をありがとうございました。
・生後5か月の子供を連れてくる無謀をしたが、来れてよかった。
・一年分の炎にあたった気がする。幸せな時間で、参加してよかった。また参加したい。